カテゴリー別アーカイブ: 税務

法人税等会計基準を見直しへ 「特別法人事業税」を追加

平成31年度税制改正で創設された特別法人事業税だが、企業会計基準第27号「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」及び企業会計基準適用指針第28号「税効果会計に係る会計基準の適用指針」等において、特別法人事業税に対応した見直しは行われていないのが現状だ。 続きを読む

文化功労者年金法の年金受給権 強制執行の対象となる

本件は、抗告人が、文化功労者年金法所定の文化功労者である相手方を債務者として、相手方の第三債務者国に対する同法に基づく年金の支給を受ける権利について仮差押命令の申立て等をした事案。 続きを読む

住宅税制のEBPM有識者会議 ロジックモデル等議論

国土交通省では、住宅ローン減税等の主要な住宅税制の効果検証をEBPMの観点から進めるに当たって「住宅税制のEBPMに関する有識者会議」を開催している。 続きを読む

役員退職給与の高額支給部分 無償譲渡等の処分に該当

請求人は、原処分庁がした第二次納税義務の納付告知処分について、過去に本件滞納会社から役員退職慰労金として支給を受けた本件不動産は、帳簿上本件滞納会社の使途不明金を請求人に対する役員貸付金に振り替えた残高を消し込むためであり、役員退職慰労金も相当と認められる金額の範囲内として、国税徴収法第39条の無償譲渡等の処分には該当しない旨主張した。 続きを読む

組合等への出資、時価評価も可 改正金融商品実務指針案が公表

企業会計基準委員会(ASBJ)は9月20日、移管指針公開草案第15号「金融商品会計に関する実務指針(案)」を公表した(11月20日まで意見募集)。 続きを読む

国外財産等の加重措置の適用 調書の適正な記載で判断

合計額が5,000万円を超える国外財産、及び合計額が3億円以上の財産を有する請求人が所得税等の修正申告書を提出したところ、原処分庁が、国送法に規定する国外財産又は財産債務に係る過少申告加算税の特例による加重措置を適用して過少申告加算税の賦課決定処分をした事案。 続きを読む

譲渡担保契約等の法制化受け 法務省が税制改正要望

法務省は令和7年度の税制改正要望として、民法等に明文規定のない非典型担保として用いられてきた譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する私法上のルールの明文化・明確化に伴い税制上の所要の措置、を挙げている。 続きを読む