昨日2月7日(水)三井住友信託銀行本店営業部会議室にて第16回民事信託検討会が開催されました。今回は継続案件(委託者兼受益者である不動産オーナー死亡による後継ぎ遺贈型受益者連続信託契約の見直し)の最終締結報告、および不動産活用の中長期計画に伴うオーナーの認知リスクをヘッジする信託設計の組み込み提案案件の発表がありました。現場ニーズは高いものの、債務控除の取り扱い等、今後も継続検討していきます。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 法改正
H30年度税制改正大綱(7) 事業再編および組織再編へ手当
今度の改正では、著しい生産性向上に向けた大規模かつ迅速な事業再編により、戦略分野への選択と集中、プラットフォームの提供、事業ポートフォリオ転換等を進めるための所要の環境整備が行われる。 続きを読む
H30年度税制改正大綱(6) 所得拡大促進策を拡充
今回の税制改正では、企業に持続的な賃上げを促すための所得拡大税制が拡充されることとなった。中小企業者等(農業協同組合等を含む)においては、青色申告書を提出する事業者が国内雇用者に対し給与等を支給する場合に、前期と比較した平均給与等支給額の増加率が1.5%以上であれば給与等支給増加額(総額)の15%の税額控除が可能となる。 続きを読む
第3回医業経営部会が開催 医業内部監査室等活発に検討
去る1月22日にJPBM第3回医業経営部会(部長:公認会計士・税理士 松田紘一郎)が開催されました。三井住友信託銀行本店営業部会議室にて、会場参加者に加えてJシェア参加の会員事務所4カ所を結んで、活発な議論が行われました。 続きを読む
H30年度税制改正大綱(5) 小規模宅地・家なき子特例に網
小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例では、以下の見直しが行われる。
好評を得た税制改正会員研修 OSSには1月末にアップ
特別研修として「平成30年度税制改正大綱の概要と対応ポイント」が開催されました。講師は会員で日本公認会計士協会租税政策検討専門部会部会長の佐藤正樹氏。Jシェア参加含め32事務所約80名に受講頂きました。 続きを読む
H30年度税制改正大綱(4) 納税猶予、貸付生産緑地も対象』
資産税のうち、農地等に係る納税猶予制度では以下の見直しが行われる。相続税では、1)生産緑地に対する納税猶予の対象に、〇都市農地の貸借の円滑化に関する法律(仮)に規定する、認定事業計画(仮)に基づく貸付け及び特定都市農地貸付け(仮)の用に供されるための貸付け 〇特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律の規定により地方公共団体又は農業協同組合が行う特定農地貸付けの用に供されるための貸付け及び上記以外の者が行う特定農地貸付け(その者が所有する農地で行う、都市農地の貸借の円滑化に関する法律に規定する協定に準じた貸付協定を締結しているもの)の用に供されるための貸付け、が加えられる。 続きを読む
H30年度税制改正大綱(3) 承継後の株式譲渡等にも手当
今回拡充される事業承継税制では、経営環境の変化に対応した減免制度の創設も注目される。一定の要件を満たす場合において、承継期間経過後に当該の会社の非上場株式の譲渡をするとき、会社が合併により消滅するとき、解散するとき等には、納税猶予税額の免除が行われる。 続きを読む
上位10名株主の記載時点 議決権行使基準日でも可能に
法務省は12月14日、「会社法施行規則及び会社計算規則の一部を改正する省令案」を公表した(1月19日まで意見募集)。今回の見直しは、議決権行使基準日が事業年度末の後の日である場合には当該基準日における上位10名の株主の氏名等を事業報告に記載することができるようするもの。 続きを読む
H30年度税制改正大綱(2) 事業承継税制が抜本的拡充
中小企業経営者の高齢化が進展する中、円滑な世代交代を早急に図るため、10年間の特例措置として事業承継税制の抜本的な拡充が行われることとなった。 続きを読む