カテゴリー別アーカイブ: 人事労務

サイバー保険や法人生保対応 最新情報を生損保のプロが提供

株式会社JPBMでは、会員事務所の先生方のコンサルティング業務をサポートすべく、お客様に向けて「すぐに役立つ」情報・サービスを提供しています。7月25日には、企業の健康経営の取り組み方や企業型確定拠出年金の効果的な導入策についてご紹介いたしました(動画掲載中)。今回は8月22日に発信予定の「法人リスクに備えるサイバー保険」「相続対策に有効な生命保険」についてご案内します。 続きを読む

賃金不払い事案が増加傾向 賃金不払残業是正結果-厚労省

厚生労働省は賃金不払が疑われる企業への監督指導を行った結果、令和5年(1月から12月)において不払いとなっていた割増賃金が支払われた事案を取りまとめて公表した。指導監督件数は21,349件(対前年比818件増)、対象労働者数は181,903人(同2,260人増)、金額は101億9,353万円(同19億2,963万円減)となった。 続きを読む

欧米でAIリスキリング活発化 内閣府が世界経済の最新版白書

内閣府は「世界経済の潮流 2024年Ⅰ~AIで変わる労働市場~」と題する最新版の白書を公表した。今回の白書は第1章としてAIで変わる労働市場、第2章で2024年前半の世界経済の動向を取り上げている。AIに代替されず、より便益を受けるためにリスキリング(職業能力の再開発・再教育)が欧米各国で活発化している現状や、米国で景気拡大が継続していることなどを報告した。 続きを読む

企業の16%カスハラ被害あり 小売業は3社に1社

帝国データバンクは「カスタマーハラスメント(カスハラ)に関する企業の意識調査」結果を発表した。それによると、直近1年間でカスハラ被害があった企業は全体の15.7%で、業界別では小売りが3社に1社で最も多かった。 続きを読む

Weeklyコラム 悪い情報の捉え方

日常生活の中では、自分にとって都合の良い情報(他人に知られたい)は中々伝わらないが、自分に都合の悪い情報(他人に知られたくない)は自然に伝わる。反対に、会社等の組織内においては、良い情報は社長や管理者の耳に詳しくかつ迅速に入って来る。しかし、悪い情報は集める努力をしないと中々入ってこないものだ。 続きを読む

従業員の定着策にメリット大 企業型確定拠出年金の活用を

人材不足が中小企業にとっての重要な経営課題と言われて久しいですが、その対処方法の一つである「従業員の定着策」として、昇給や退職金制度の充実等があります。ただし昇給した分、社会保険料の負担が増えるのでは、といった懸念も残ります。 続きを読む

地域別最低賃金額改定 目安全ランクで50円引上げ

中央最低賃金審議会では、厚生労働大臣から今年度の目安についての諮問を受け、「中央最低賃金審議会目安に関する小委員会」を設置、審議を重ねてきたが、この度、令和6年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられ、公表された。 続きを読む

個別労働紛争解決制度施行状況 相談件数減も120万件超え

厚生労働省は令和5年度個別労働紛争解決制度施行状況を公表した。個別労働紛争解決制度は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルを未然に防止し、迅速に解決を図るための制度で、「総合労働相談」、都道府県労働局長による「助言・指導」、紛争調整委員会による「あっせん」の3つの方法がある。 続きを読む

退職慰労金の大幅減額支給 裁量権の逸脱・濫用に当たらず

本件は、上告人株式会社テレビ宮崎の代表取締役を退任した被上告人が、上告人会社の株主総会から被上告人の退職慰労金について決定することの委任を受けた取締役会において、上記委任の範囲を超える減額をした退職慰労金の決議がされたなどと主張して、上告人Y1および上告人会社に対して、損害賠償等を請求した事案。 続きを読む

本格化する最低賃金引上げ議論 1500円達成に警戒感も

厚生労働省の中央最低賃金審議会は、令和6年度の最低賃金の引上げについての議論を開始している。政府は昨年、961円だった全国平均の最低賃金を1千円超に引き上げた流れを継続し、できるだけ早期の1500円達成を目指している。 続きを読む