経営(商売)を長年やっていると、努力をしても報われない時もあれば、特別な努力をしないのに大きな成果に恵まれる時がある。一般に前者の方が多いかもしれない。そこで誰でも好運(=特に努力したわけでもないのに、ものごとがよいほうへうつること[三省堂『国語辞典』])を願うが,中々決め手になる手段は無いようだ。先日、地方の山奥の国道で大渋滞があった。マスコミで、ある神社のお守りに大変な御利益があることが出て、渋滞は大勢の人がお守りを入手する為であったそうだ。これは神頼みであるが、人は懸命に努力しつつも好運の巡り合わせを期待するのだろう。 続きを読む