日本政策金融公庫総合研究所が実施した新規開業パネル調査で、新規開業企業の業績が堅調に推移していることがわかった。平均月商をみると、2011年末に256.0万円だったものが毎年増加し、15年末には540.2万円と2倍超となった。黒字企業の割合も、11年末には55.4%だったが、15年末には78.5%に増えた。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: マーケティング
中期的有望国、1位はインド 海外事業展開調査―国際協力銀
国際協力銀行が実施した製造業企業の海外事業展開の動向に関するアンケート調査によると、展開先として中期的有望国はインドが3年連続で1位となった(得票率5割弱)。理由として最も多く挙げられた項目は現地マーケットの成長性。中国が2位を維持、得票率は4割強に上昇。前回、中国と同率2位のインドネシアは3位に後退した。各販売市場における自社の競合先は、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場では日系企業、インド・北米・EU15・ブラジル市場では欧米系企業、中国市場では中国企業という結果となった。 続きを読む
Weeklyコラム 小さく生んで育てる
尺取り虫は身を屈して、次にその分だけ身を伸ばして着実に進んで行く。観察してみると、予想外に早く進むものだ。 続きを読む
監査法人のガバナンス・コード 第三者機関の設置等を求める
金融庁の「監査法人のガバナンス・コードに関する有識者検討会」は12月15日、「監査法人の組織的な運営に関する原則」(監査法人のガバナンス・コード)(案)を公表した。1月31日まで意見募集した後、正式決定する。 続きを読む
Weeklyコラム 3人寄れば
会社案内等で沿革を見ると、従来は兄弟や友人等が共同して創業した例がたくさんあった。もちろん、現代でも兄弟姉妹その他親族、先輩と後輩、友人知人等が共同で創業することは珍しい事ではない。 続きを読む
商店街集客力向上支援事業募集 外国人観光客の取り込みに
中小企業庁はこのほど、平成28年度第2次補正予算「商店街・まちなか集客力向上支援事業(商店街集客力向上支援事業)」の募集を開始した。商店街等が発展を図っていくためには、「稼ぐ力」や「地域価値」を向上させていくことが必要で、そのためには、年々増加している外国人観光客の消費需要等を取り込むとともに、消費喚起に向けた取組を推進していくことが必要。本事業で、商店街組織が単独で、または商店街組織がまちづくり会社等の民間企業や特定非営利活動法人等と連携して行う、外国人観光客の消費需要等を取り込むための環境整備や消費喚起につながるIC型ポイントカードシステムまたはキャッシュレス端末の整備を支援する。 続きを読む
Weeklyコラム 成長スピードの差
花実はついた蕾を全部咲かせたり、果実を全部ならせたりすれば、木が疲れてやがて良い花実をつけなくなるものである。同様に、人の幸運も次々にすべてを掴もうとすれば早く消費してしまい、やがて幸運の種が尽きてしまう等と言われる。以下は、筆者が25年前に指導した2社のドラッグストアチェーンの経験である。 続きを読む
観光拠点情報・交流施設へ 支援開始-観光庁
観光庁はこのほど、「観光拠点情報・交流施設」の整備・改良、設備の設置等の経費の一部を補助する「訪日外国人旅行者受入基盤整備・加速化事業費補助金(観光拠点情報・交流施設)」の募集を開始する。 続きを読む
Weeklyコラム 訪問時の話題
商談や調査等で会社を訪問する時、どんな話題から始めることが良いだろうか。訪問の目的や相手の役職(経営者・管理者・一般社員)によっても違うが、一般に天気や景況等から入る人が多いだろう。特に初対面の時は、お互いを知らなくても安心出来る話題になるかもしれない。 続きを読む
原処分庁の手法は十分に合理的 移転価格税制の適用で不服審
移転価格税制の適用をめぐり、独立企業間価格の算定に用いるべき方法は何か、また独立価格比準法に準ずる方法と同等の方法として、貸手の銀行調達利率による方法を用いて算定する場合の利率はいくらかが争点となった事案で、国税不服審判所は2月19日付で、原処分庁の主張に軍配を上げた。 続きを読む