経済産業省が行った27年度企業活動基本調査(速報)によると、1企業当たりのパートタイム従業者数は154人と前年度に比べ4.1%増加、15年度の調査開始以来の最高を更新した。正社員・正職員数も317人で1.6%増え、17年度に記録した過去最高(318人)に迫った。常時従業者数は501人で2.5%増だった。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 人事労務
Weeklyコラム 適材適所の基準
こんな言葉を聞いたことがある。「人が嫌いな事柄(仕事)で成功してしまう程の不幸は無い」、と言う。例えば、人の体に触れたり、健康上の悩みを聞いたりすることは大嫌いな者が、偶々学業優秀な為に何となく医者になったとする。周囲の期待を裏切って、今さら簡単に別の仕事が選べない。 続きを読む
「過労死等ゼロ」緊急対策公表 企業への影響大(1)
大手広告代理店における過労自殺などを発端に、長時間労働対策が必要という機運が高まっている。厚生労働省は、企業が労働時間の実態を把握することなどを盛り込んだ「過労死等ゼロ」緊急対策をまとめた。 続きを読む
Weeklyコラム 仕事の種類と継続雇用
定年に関する公的調査に参加する機会を持った。ほとんどの会社が定年延長に慎重であったが、業種や仕事(職種)の種類によって大きく違うことに気づいた。例えば、介護施設や食品スーパー等は元々途中入社やパートが多い為か、年齢の高い従業員の割合が高く、就業規則上の定年後(継続雇用後も含めて)も勤めている人が多い。また、中小製造会社においては、本人が継続雇用を望めば年齢に関係なく経営者の一存で認める場合もある。そもそも、就業規則が無く、定年の有無が曖昧な事業所も一部あった。 続きを読む
新規開業企業、堅実に推移 日本公庫がパネル調査
日本政策金融公庫総合研究所が実施した新規開業パネル調査で、新規開業企業の業績が堅調に推移していることがわかった。平均月商をみると、2011年末に256.0万円だったものが毎年増加し、15年末には540.2万円と2倍超となった。黒字企業の割合も、11年末には55.4%だったが、15年末には78.5%に増えた。 続きを読む
逆風続く 社会保険未適用企業
社会保険の未適用企業に対しては、年金事務所から事業所立入検査の予告のような文書まで送付されるようになった。数年前まで見られたようなゆるい対応は跡形もない。これまで社会保険未適用だった事業所もさすがに年金事務所の本気を受けて、渋々ながらも社会保険適用を進めているようだ。 続きを読む
パートタイマーの組合加入者数 過去最高を記録
厚生労働省は「平成28年労働組合基礎調査の概況」(平成28年6月30日現在の状況)を公表した。この調査は労働組合、労働組合員の産業、企業規模及び加盟上部組合別の分布等、労働組合組織の実態を明らかにすることを目的にしており、全労働組合を対象として毎年実施している。 続きを読む
Weeklyコラム 社長と社員の言い分
親、特に父親と子は、昔から気が合わず悩む者が多かった。この状況は現代でも変わらない。物事の捉え方は、親子の年齢差や時代の思想、社会経験等によって違うから、当たり前の現象なのであろう。 続きを読む
Weeklyコラム 社員研修効用の現れ方
関与先の社員研修を数か所担当している。従来から疑問に思うことは、なぜ社員研修の効用の現れ方は企業によって全く違うのかということである。 続きを読む
平成28年上半期雇用動向 常用労働者数約30万人増
厚生労働省は平成28年上半期における雇用動向調査結果を公表した。この調査は主要産業における入職・離職及び未充足求人の状況等を調査し、雇用労働力の産業、規模、職業及び地域間の移動の実態を明らかにすることを目的としている。 続きを読む