カテゴリー別アーカイブ: 人事労務

配偶者控除及び配偶者特別控除 H29年度見直し概要-国税庁

国税庁は、平成29年度税制改正により、配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しが行われたことを受け、その概要を整理して掲載しているので留意したい。概要は以下の通り。 続きを読む

H28過労死等の労災補償状況 2年連続増加-厚労省発表

厚生労働省は平成28年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめた。過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレス等が原因で発病した精神障害の件数が増えている状況を踏まえ、同省では平成14年から労災請求件数や業務上疾病と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数等を公表している。 続きを読む

Weeklyコラム 人を励ます

「頑張って」と言われた時、どんな思いを抱くだろうか。言った人、言われた時の状況やタイミングによって違うであろう。何かしくじりをした時に、上司から「もっと頑張れ」と言われれば、大抵は叱られたと思うものである。しかし、仕事上の提案等が受け入れられて、上司から「頑張ってぜひ成功させてくれ」と言われれば、期待に応えようと思うであろう。 続きを読む

女性活躍推進融資が急増 社数で1.7倍に―日本公庫

日本政策金融公庫が28年度に実施した「地域活性化・雇用促進資金<女性活躍推進関連>」の融資実績が357社、229億円にのぼり、前年度に比べ会社数で175%、金額で166%も急増した。この結果、27年2月の取り扱い開始からの累計実績は490社、317億円となった。 続きを読む

定時決定時調査 加入逃れはますます困難に

昨今、毎年恒例のようになっている日本年金機構による算定基礎届提出時期の定時決定(算定)時調査だが、色つきの呼出状をもらった企業としてはあまり気持ちのいいものではないだろう。不正の事実がなくても、要求された資料を取り揃え、指定された期日に最寄りの年金事務所に出頭しなければならないのでは、実務的にもそれなりの負担になる。 続きを読む

中小企業、賃上げに前のめり 決定・予定が7割強―同友会

中小企業家同友会全国協議会の企業環境研究センターが3月に会員企業を対象に実施した2017年度の賃上げに関する調査で、「賃上げ実施を決定」、「賃上げ実施を予定」と回答した企業の割合が73.3%にのぼり、2年前の15年同期に行った前回調査で示された57.8%を15.5%ポイントも上回ったことがわかった。 続きを読む

減らない「いじめ・嫌がらせ」 総合労働相談5年連続トップに

厚生労働省は平成28年度個別労働紛争解決制度の施行状況を公表した。個別労働紛争解決制度は、労使間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルを未然に防止し、早期に解決を図るための制度だ。解決方法には、総合労働相談、労働局長による助言・指導、紛争調整委員会によるあっせんの3つの方法がある。 続きを読む

人手不足は変革の好機―同友会 サービス産業生産性革命を提言

経済同友会は「サービス産業生産性革命~ピンチ(人手不足)をチャンス(変革)に!~」と題する提言をまとめ発表した。提言は「『生産性革命』レベルの変革を起こさなければ(日本の)未来はない。『生産性革命』とともに、付加価値の追求により競争を勝ち抜かねばならない。そのためには経営者の意識そのものを大きく進化させなければならない」と呼びかけた。 続きを読む

イクメン企業とイクボス 厚生労働省募集開始

厚生労働省では、男性の育児休業取得を促進するイクメンプロジェクトの一環として、育児を積極的に行う男性=「イクメン」と、部下の育児と仕事の両立を支援する管理職=「イクボス」を募集する。 続きを読む

配偶者控除の対象者見直し 3つの類型に留意

平成29年度税制改正では配偶者控除・配偶者特別控除の見直しが行われ、30年分以後の所得税について適用される。合計所得金額が1000万円を超える居住者には配偶者控除が適用できなくなり、改正前の「控除対象配偶者」は、新しく以下3つの範囲に分かれて定義されるため注意が必要である。 続きを読む