厚生労働省では、男性の育児休業取得を促進するイクメンプロジェクトの一環として、育児を積極的に行う男性＝「イクメン」と、部下の育児と仕事の両立を支援する管理職＝「イクボス」を募集する。
「イクメン企業アワード」は今回で5回目となる。男性の育児と仕事の両立を積極的に促進し業務改善を図る企業を表彰するもので、昨年度は４社が選ばれた。「イクボスアワード」は今年で４回目となる。イクボスを企業などからの推薦によって募集し表彰するもので、昨年度は男女管理職７人が選ばれている。イクメン企業アワードは応募書類と添付資料をもとに男性の育児休業などの取得促進、積極的な育児の推進の取組、仕事と育児を両立できる職場環境の整備、管理職を交えた取組、取組による定量的な効果について検討し、表彰企業を選択する。
昨年度のグランプリ企業では、平成２５年度に１３．８％だった男性の育児休業取得率が27年度には６５．５％に伸びている。イクボスアワードは部下の仕事と育児の両立への配慮・工夫、業務効率を上げるための工夫、自らの仕事と生活の充実について検討する。なお、応募にあたっては部下からの推薦文が必要となり、この推薦文の内容も評価に加味される。応募は７月２１日まで。
