カテゴリー別アーカイブ: デジタル支援

株主総会資料の電子提供 8割超の会社が3週間前までに

東京証券取引所が公表した「2023年3月期決算会社の定時株主総会の動向について」によると、今年の集中日は6月29日(木)であり、集中率は26.4%であることが分かった。今年も1983年の集計開始以来の低い水準が継続する見込みになっている(回答社数1,918社)。 続きを読む

早期に退出等意思決定の支援を 官民で専門家の相談体制を整備

このほど、政府主催の「第17回新しい資本主義実現会議(議長・岸田文雄首相)」が開催された。その中で日本商工会議所の小林会頭は、「企業の退出の円滑化については、何より早期の相談が重要」と指摘。 続きを読む

中長期成長へ戦略と経営者着目 23年版中小企業白書―経産省

経済産業省・中小企業庁は、2023年版の中小企業白書および小規模企業白書を取りまとめた。足もとの新型コロナ感染や物価高騰、深刻な人手不足など、中小企業・小規模事業者を取り巻く環境が引き続き厳しい中、企業の中長期的な成長に向け、競合他社と異なる価値を創造するための戦略」と、構想と実行の核である「経営者」に着目。価格転嫁に加えGX(グリーントランスフォーメーション)といった構造変化も新たな挑戦の機会と捉えた投資の拡大等に取り組み、生産性向上や賃上げを促進していくことが重要と指摘した。 続きを読む

R5年度税制改正納税環境整備 電子帳簿保存制度見直し(1)

納税者の負担軽減や電子化を図るため、今年度も各種要件が見直される。【優良電子帳簿の範囲の見直し】過少申告加算税の軽減措置の対象となる申告所得税及び法人税に係る優良な電子帳簿の範囲は、以下の通り。 続きを読む

社内会議「対面実施」が6割超 社外会議「ハイブリッド」半数

帝国データバンクは、「社内外会議に関する企業の実態調査」結果を発表した。それによると、社内会議の実施方法については、「主に対面で実施」と回答した企業が61.8%で最も多く、「主にハイブリッド(対面とオンラインが混在)で実施」は26.3%、「主にオンラインで実施」は6.3%。社内会議の実施方法を企業規模別に見ると、「主に対面で実施」では、大企業が35.3%、中小企業が66.7%、うち小規模企業が75.0%で、企業規模が小さくなるほど対面での会議の実施割合が高い。 続きを読む

インターネットバンキングでの 不正送金事案に注意喚起

金融庁は、メールやSMS、メッセージツール等を用いたフィッシングと推察される手口で、インターネットバンキング利用者のID・パスワード等を盗み、預金を不正に送金する事案が多発しているとして、注意を呼び掛けている。 続きを読む

ミニマム課税で法人税法改正も 税効果は改正前の税法で算定

企業会計基準委員は3月31日、実務対応報告第44号「グローバル・ミニマム課税に対応する法人税法の改正に係る税効果会計の適用に関する当面の取扱い」を公表した。3月3日まで意見募集を行っていた公開草案からの内容面での変更はない。 続きを読む

4月から経営データ活用検討会 縦積み集計技術をシリーズ演習

経営データ活用検討会では、12月から4回開催分の内容をまとめた「実務支援パッケージ」をご活用いただくため、基幹ツールである「中長期シミュレーションシステム」の入力代行を行います。 続きを読む

経済合理性至上主義の見直し 問われる持続可能な未来像

財務省広報誌「ファイナンス」3月号では、「資本主義経済から多元価値駆動経済へ」をテーマに、慶応大学教授の宮田裕章氏が巻頭言を飾っている。以下そのポイントをまとめてみた。○「経済合理性至上主義の見直し」の機運が高まり、世界は人権やいのち、多様な価値を守りながら“持続可能な未来をどう作るか”にシフトを始めている。 続きを読む

処分通知等のデジタル化に向け 基本的考え方への意見を募集

デジタル庁は、行政手続のデジタル完結の推進について、「デジタル手続法」第3条第9号に規定する処分通知等のデジタル化率が低水準であることを受け、その共通課題への対応について基本的な考え方を発表し意見募集している。 続きを読む