メキシコ法人向けに初適用 スタンドバイ・クレジット制度

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日本政策金融公庫中小企業事業は、グローバルに金属プレス製品製造業を営む株式会社昭芝製作所(東京都練馬区、三原義人社長)に「スタンドバイ・クレジット制度」を適用、メキシコのバノルテ銀行に対して同社海外現地法人の債務を保証する信用状を発行した。

日本公庫と同行は同制度に関する業務提携契約を締結済みだが、メキシコ法人向けに同制度が実際に適用されたのは初めて。アジア地域以外向けとしても、全国初の適用となる。

同社は自動車用プレス部品などを製造・販売している。茨城県と福岡県に生産拠点を設けているほか、中国、フィリピン、メキシコにも生産拠点を配置、グローバルな生産体制を構築している。このほど東京都から新事業活動促進法に基づく経営革新計画の承認を受け、海外現地法人と一体となって経営革新に取り組むことになった。自動車大手の海外での生産拡大に対応、メキシコ法人が量産化を強化、そのための運転資金を調達する必要が生じた。日本公庫は同社の海外展開に必要な現地流通通貨建て資金の円滑な調達をサポートする。保証金額は84万米ドル相当(1億円相当)。

日本公庫はこれまでに、タイ、フィリピン、韓国、シンガポールなど9カ国・地域の9金融機関と業務提携契約を締結した。

■参考:日本政策金融公庫|「スタンドバイ・クレジット制度 スタンドバイ・クレジット制度 スタンドバイ・クレジット制度 」 メキシコ メキシコ 法人向けに全国初 法人向けに全国初適用|

https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_151013a.pdf