上昇し続ける人件費 派遣・アルバイト時給過去最高

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物価上昇が続く中、政府からはインフレ率を超える賃上げの実現を求める声が上がっている。消費者物価指数の上昇率は前年同月比4.0%で41年ぶりの上げ幅となり、春闘においても大幅な賃上げを求める流れになることが予想されているが、昨秋の最低賃金引上げ以降も続く賃金の上昇傾向に音を上げる中小企業も少なくないのではないか。

エン・ジャパン株式会社の調査によると、三大都市圏における令和4年12月度の派遣社員の平均時給は1,639円となり、前年同月比7円増で2ヶ月連続過去最高時給を記録したことがわかった。また、株式会社マイナビの調査では同年同月度における全国のアルバイト・パートの平均時給は1,177円となり、こちらは3ヶ月連続で過去最高額を更新、同社の調査開始以来はじめて平均で1,100円を超えたことが明らかとなった。三大都市圏で見ると、平均時給は1,216円となり、こちらも過去最高額を記録している。

春の昇給、そして例年通りに行われるであろう秋の最低賃金の引上げなど、企業にとっては厳しい状況が続くことが予想される。賃金の引上げ原資の確保はもとより、いかに生産性を向上させ無駄な業務を省くかは今後も重要な経営課題となりそうだ。

■参考:エン・ジャパン株式会社|『エン派遣』三大都市圏 募集時平均時給レポート|

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2023/31818.html