月別アーカイブ: 2018年2月

H30年度税制改正大綱(7) 事業再編および組織再編へ手当

今度の改正では、著しい生産性向上に向けた大規模かつ迅速な事業再編により、戦略分野への選択と集中、プラットフォームの提供、事業ポートフォリオ転換等を進めるための所要の環境整備が行われる。 続きを読む

監査禁止期間を5年に延長へ 独立性に関する指針案を公表

日本公認会計士協会は1月26日、「独立性に関する指針」及び「職業倫理に関する解釈指針」の改正に関する公開草案を公表した(2月26日まで意見募集)。国際会計士連盟が、監査業務における担当者のローテーションにおける倫理規定を改正したことを踏まえたもの。 続きを読む

働き方改革関連施策調査 時間外労働上限規制抵触が7割

日本商工会議所(会頭:三村明夫)はこのほど、「働き方改革関連施策に関する調査結果」を取りまとめ発表した。調査結果では、時間外労働の上限規制が導入された場合の影響について、2割(20.5%)の企業で「新たな上限規制に抵触する労働者がいる」と回答。また、施行時期を遅らせるべきと回答した企業は4割(42.7%)を超え、上限規制に抵触する労働者がいると回答した企業に限ると、7割(70.6%)に達した。 続きを読む

テーマ別観光の地方誘客事業 ネットワーク化後押し―観光庁

観光庁は平成30年度「テーマ別観光による地方誘客事業」の公募を行う。本事業は、特定の観光資源を活用して地方誘客を図ることを目的に、複数地域をネットワーク化し、観光資源の磨き上げや情報発信力の強化等により観光振興を図る取組を支援するもの。テーマ別とは、「アニメの聖地」や「酒蔵」等、特定の観光資源に魅せられて全国各地を訪れる観光を指す。 続きを読む

Weeklyコラム 見習い中

時々行く飲食店には、「只今見習い中」という名札を付けた店員が、いつも数人いる。長い人は数年間付けているようだ。彼らは接客動作が早く、先輩や店主が呼ぶと大きな声で返事をして、指示通りに動く。最近の新入社員の多くは「研修中」という名札を付けているが、一般的に3ヶ月程の試用期間が終わると自動的に外してしまう。本人も研修中という名札を外すと見習い期間が終わったと思い、先輩から学ぶ姿勢が消えてしまう人もいる。同時に、先輩の方も後輩の教育が終わったと思い、後輩の欠点に関心を持たなく場合がある。 続きを読む

「正当な理由」には該当せず 相続税の期限後申告―不服審

審査請求人らがした相続税の期限後申告について、原処分庁が無申告加算税の各賦課決定処分をした。請求人らが、期限内申告書を提出しなかったのは法定申告期限に被相続人の一人が受け取るべき損害賠償金の額が未確定で、全相続財産を反映した申告書を作成できなかったためであり、請求人らには国税通則法第66条《無申告加算税》第1項ただし書に規定する「正当な理由」があるとして、処分の全部取り消しを求めた事案で、国税不服審判所は29年6月15日付で「正当な理由」には該当しないとして請求を棄却した。 続きを読む

Q&Aに新規追加、一部補足も 社会福祉充実計画―厚労省

厚生労働省社会・援護局福祉基盤課は「社会福祉充実計画の承認等に関するQ&A」について追加・一部修正・補足した。新たに追加したのはQ&A18項目、既存の中身を一部修正・補足したのは実質的に4項目。30年度から適用する。 続きを読む