内国法人である上告人が20年3月期と21年3月期の法人税の確定申告をしたところ、刈谷税務署長から租税特別措置法66条の6第1項により、シンガポールに設立した上告人の子会社Aの課税対象留保金額に相当する金額が上告人の各事業年度の所得金額の計算上、益金の額に算入されるなどとして、20年3月期の法人税の再更正処分・過少申告加算税賦課決定処分、21年3月期の同税の再更正処分を受けた。 続きを読む
日別アーカイブ: 2017年11月6日
前年度実績比で9%の増加へ 中小製造業設備投資―修正計画
日本政策金融公庫が9月に中小製造業を対象に実施した2017年度の設備投資動向(修正計画)調査によると、同年度の国内設備投資額は、修正計画では2兆7,345億円となり、前年度実績(2兆5,080億円)に比べ9.0%増加する見通しとなった。当初計画より4,028億円上方修正された。上半期は1兆2,476億円(当初計画1兆2,304億円)で、前年度同期実績に比べて5.7%増加。下半期は1兆4,869億円(同1兆1,012億円)で、同12.0%増加する見通し。16年度実績は前年度実績に比べ4.9%減だった。 続きを読む