困難が予想されるような仕事、又は不愉快な仕事(例えば苦情処理)は、つい着手が遅くなるものである。また、日常の仕事であっても、元気が無かったり気分が塞いでいたりすると、仕事の着手に躊躇することがある。極端な場合は、午前中にすべき仕事を先送りして夕方にようやく着手したり、何回も一日延ばしを繰り返したりする。一日延ばしは、計画の実行に着手しないで立ち消えにする最大要因かもしれない。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム
Weeklyコラム どうぞ買って下さい
当たり前であるが、売買(契約)は「買って下さい」「売って下さい」の合意によって成立する。意外にも、当事者がこの言葉を明確に言ってない場合が多いようだ。 続きを読む
Weeklyコラム 六十の手習い
勤め人であれば定年、自営者(会社の社長)であれば事業承継の時期が近づいて、今後の人生の過ごし方を考える人が増えている。どんな事柄に取組むかは人により区々である。 続きを読む
時系列的な連続提出が適用要件 請求人の主張を棄却―審判所
審査請求人が平成26年分の所得税等について、租税特別措置法 (改正前)第37条の12の2《上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除》第6項の規定に基づき、25年分の譲渡損失等の金額を、26年分の株式等に係る譲渡所得等の金額と上場株式等に係る配当所得の金額から繰り越し控除して確定申告し、その後、第8項所定の要件を充足するため、25年分の所得税等の確定申告書に譲渡損失等の金額の計算に関する明細書等を添付していなかったのを追完する旨の25年分の所得税等の更正の請求をしたところ、原処分庁が更正をすべき理由がない旨の通知処分をした。 続きを読む
Weeklyコラム 人を励ます
「頑張って」と言われた時、どんな思いを抱くだろうか。言った人、言われた時の状況やタイミングによって違うであろう。何かしくじりをした時に、上司から「もっと頑張れ」と言われれば、大抵は叱られたと思うものである。しかし、仕事上の提案等が受け入れられて、上司から「頑張ってぜひ成功させてくれ」と言われれば、期待に応えようと思うであろう。 続きを読む
Weeklyコラム 分からないサービス料金
世の中、サービス料金負担の理由がよく分からない物が多い。先日、土曜日に預金をしたら手数料が徴収された。土日に預金を引き出すと手数料が掛かる事は周知しているが、預金をしても手数料が掛かる事は余り周知していない。なぜ、土日が有料になるのか、明確な理由を聞いた事が無い。 続きを読む
Weeklyコラム 終わりが良ければ
易の卦(か)に、「小狐ほとんど済(わた)らんとして、その尾を濡らす」(始めは容易でも終わりが難しいことを言う)とある(高田真治・後藤基巳訳『易経』下巻、岩波文庫)。始めは順調であった事業が、やがて困難な課題を抱えて行き詰ったりする事がある。 続きを読む
Weeklyコラム 目上の人から学ぶ姿勢
他人の言う事、目上の人の意見を聞くということは、易しいようで実は簡単に出来ないものである。特に、傲慢な人、我の強い人は、反感すら持つかもしれない。 続きを読む
Weeklyコラム お客様の意見
小売店の店長等、現場責任者の職務に、苦情処理及びお客様の意見を収集・活用する事がある。特にお客様の意見は、随時聞き取る他、投書箱・アンケート・パートやアルバイト等から収集する事が多い。意見の中には、苦情と言えるものもある。 続きを読む
Weeklyコラム ネット通販の前途
筆者は、仕事上リサイクルショップを数多く見ているが、商品構成は年々大きく変化している。20年前までは、パソコン・オーディオ・楽器・衣類・家具類等が主力であった。しかし、今やネット通販システムを取入れて、ブランドのバッグ・時計・宝飾品等を扱う店舗が急増している。今や、中古品市場はネット通販を抜きにして成り立たなくなっている。従来、リサイクルショップはお客が実物を見たり触ったりして買っていた。ネット通販のように、画面だけ見て買うことが不思議に思うこともあった。昭和40年頃までの通販で買う商品は、最初実物店舗で買いづらい物が流行っていた(例えば、背を伸ばす器械等)。 続きを読む