経済同友会は、2024年12月(第151回)の景気定点観測アンケート調査結果(調査期間12月9~18日)を公表した。1月20日に発足する米国トランプ新政権が実施するとみられる政策や方針のうち、日本経済に対するリスクと考えられるものをインパクトの大きい順にお選びください(3つまで)と尋ねたところ、最も大きいとされたのは「関税をはじめとする通商政策」(70.8%)が圧倒的多数で、次いで「米中対立の激化」(11.8%)、「東アジアにおける安全保障の枠組みの見直し」が続いた。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 政策
後発事象の特例見直しは先送り 実務指針の会計部分は移管へ
企業会計基準委員会は、企業会計基準諮問会議の提言を踏まえ、開発を停止していた後発事象に関する会計基準の開発を再開することを決めたが、問題となるのは日本独自の特例的な取扱いの見直しだ。 続きを読む
ジェトロ対日投資報告2024 台湾や米国伸び前年比1割増
ジェトロは、対日投資に関するデータや政策動向等を包括的に取りまとめた報告書「ジェトロ対日投資報告2024」を発表した。主な内容は以下の通り。2023年末の対日直投残高は前年比9.3%増の50.5兆円に達し、日本のGDPの約8.5%を占めた。特に米国(前年比23.2%増)や台湾(同21.1%増)からの投資が目立ち、TSMCや米マイクロンテクノロジーによる大型投資が影響した。 続きを読む
第47回経営データ活用検討会 早期経営改善計画支援へ対応
第47回経営データ活用検討会が開催されます。今回は3年延長になった「ポスコロ事業」による早期経営改善計画策定支援に完全対応する、新たなシステムをご紹介します。中小企業庁は先般、コロナ禍からの脱却と成長軌道に乗せるための金融支援強化事業(ポスコロ事業)を、その要件緩和とともに、3年延長を決めております。 続きを読む
特設サイトを新たに開設 ハローワークの機能周知へ
厚生労働省はこのほど、求職者を対象にハローワークの支援内容の周知を広めるためのウェブサイト「ハローワーク特設サイト」を開設した。ハローワークは、年間の求職登録者数が約450万人、新規求人数約1,000万人を数え、求職と求人のマッチング支援を全国500か所以上で実施している。既存のハローワークインターネットサービスにおいて、求人情報(「求人情報検索」「マイページ開設」「ハロートレーニング検索」等)などをスマートフォンやパソコンで閲覧することができ、月間約7,000万件のアクセスがある。 続きを読む
26日まで意見募集―経産省 第7次エネルギー基本計画案
経済産業省は、エネルギー政策基本法に基づく第7次エネルギー計画の策定に向け昨年12月に取りまとめた同計画案に関して広く国民から意見を聴くため、パブリックコメントの募集を開始すると発表した。募集期間は1月26日(必着)まで。意見を提出する場合は電子政府窓口「e-GOV」のページのうち、「第7次エネルギー基本計画(案)に対する意見の募集について」にアクセスした上で、詳細を確認してほしいとしている。 続きを読む
金融資産の消滅範囲を明確化へ ASBJの新規テーマに
企業会計基準委員会(ASBJ)は12月25日、企業会計基準諮問会議から提言のあった「譲受人が特別目的会社(SPC)である場合の金融資産の消滅範囲の明確化」について、同委員会の新規テーマとすることを決めた。金融商品専門委員会で対応する。 続きを読む
外交・安全保障への対応等 年頭所感で石破総理
石破首相は首相官邸HP上に恒例の年頭所感を掲載している。 続きを読む
中小企業の成長加速に向けて 新たなマッチングサービス準備
中小企業庁は、事業者の成長を後押しするマッチングシステム「成長加速マッチングサービス」のサービスインに向け準備を進めている。 続きを読む
サステナビリティの保証 担い手は監査法人に限定せず
金融審議会に設置された「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」の5回目の会合がこのほど開催され、サステナビリティ保証制度などについて検討した。 続きを読む