経済産業省は「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」の閣議決定を受けて、11月28日、「中小企業の金融の円滑化等に関する意見交換会」を開催、新型コロナ感染症の影響や物価高により依然として厳しい資金繰り状況に直面している事業者がいることや、年末・年度末に向けて、運転資金等の需要が高まることを踏まえ、金融の円滑化について政府当局者や各金融機関代表による意見交換を行った。 続きを読む
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四半期決算短信に一律義務付け レビューは第2四半期のみ
金融庁の金融審議会に設置されたディスクロージャーワーキング・グループ(座長:神田秀樹学習院大学大学院法務研究科教授)では、第1及び第3四半期の開示義務を廃止し、四半期決算短信に一本化することでおおむね了承しているが、その方向性が明らかとなった。 続きを読む
R5年度予算編成の基本方針 経済財政諮問会議がまとめ
経済財政諮問会議はこのほど、令和5年度予算編成の基本方針の案を取りまとめた。10月28日に閣議決定された「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」は、「物価高・円安への対応」「構造的な賃上げ」「成長のための投資と改革」を柱とし、財政支出は39.0兆円、事業規模は71.6兆円。 続きを読む
DX推進のモデル企業を募集 DXセレクション2023
経済産業省では、昨年から中堅・中小企業等のDXのモデルケースとなるような優良事例を「DXセレクション」(昨年度創設)として選定しているが、今年度も、「DXセレクション2023」として優良事例を募集する。 続きを読む
経営者保証なしの慣行確立 金融庁が金融行政方針策定
金融庁は、2022事務年度の金融行政における重点課題および取り組む上での方針とする「金融行政方針」関連の情報を更新した。 続きを読む
勤労者皆保険実現への動き 社会保障制度が大きく変わるか
従来、社会保険の加入要件はフルタイムで働く正社員やその4分の3以上勤務するパートやアルバイトだったが、企業規模別に週20時間以上働くなどの一定の条件を満たした労働者も加入対象に加える改正が行われている。 続きを読む
保証協会の損失の一部等を補填 補正予算で措置-中企庁まとめ
中小企業庁はホームページに令和4年度補正予算案(中小企業・小規模事業者等関連)のポイント等を掲載。その中で創業時に課題となる経営者保証を不要とする信用保証制度の創設や事業者が債務不履行となった場合に発生する信用保証協会の損失の一部等を補填する制度の創設などを明らかにした。 続きを読む
監査法人のGコード改訂へ 中小監査法人等も適用
令和5年4月1日施行予定の改正公認会計士法により、上場会社の監査については、監査法人のガバナンス・コードを受け入れなければできないこととされている。これを受け、金融庁は有識者検討会を設置し、中小監査法人等でも適用できるようコードの改訂を進めているが、その見直しの方向性が明らかになっている。 続きを読む
DX人材の育成・蓄積が急務 日本の低迷打開策―財務省
財務省大臣官房総合政策課の岡昂一郎/木下裕也両調査員は同省広報誌「ファイナンス」11月号に「人的資本理論からみたDXの現状と課題」と題する論考を寄稿。 続きを読む
Weeklyコラム 社員能力養成の変化
さて、社員能力とは何を指すのか。また、その能力は何時・どこで修得するのか。社員能力とは、一般に業務や商品の知識・技術・営業経験・会話力等であるが、基盤になるのは健康・気力(やる気)・人間的徳性等である。 続きを読む