カテゴリー別アーカイブ: IT

受注書を電子債権化で借入実現 中企庁ものづくり補助金で導入

中小企業の約7割が赤字といわれる状況下で、財務諸表から融資を判断する金融機関の姿勢は、新たな事業展開時や成長局面、またスタートアップ企業にとって厳しい条件となっている。借り手企業自体の信用リスクではなく、取引の信用リスクを測ることが求められて久しい。 続きを読む

仮想通貨、暗号資産に名称変更 ICOは金商法規制の対象

政府は3月15日、「情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律案」を国会に提出した。 続きを読む

31年度税制改正大綱(10) 仮想通貨の評価方法等整備』

今回は仮想通貨の課税関係も整備された。【法人税】評価方法は、〇活発な市場が存在する仮想通貨:会計上及び法人税法上いずれも時価法。〇活発な市場が存在しない仮想通貨:会計上は切放し低価法、法人税法上は原価法とされた。 続きを読む

2/13事業承継委員会にて システム&実務支援概要を検証

第5回JPBM事業承継委員会が開催されます。継続研究してきた特例事業承継税制では、付加価値の高いJPBM会員オリジナルツールとして、特例案件の管理システムを開発中です。 続きを読む

取得済み・予定、過半数以下 マイナンバー、10月時点

内閣府が行ったマイナンバー制度に関する世論調査結果によると、10月時点でマイナンバーカードを「取得している、もしくは取得申請中」が27.2%、「取得していないが、今後取得する予定」が16.8%で、合計44.0%にとどまり、取得済みないし取得予定がいまだに過半数に達していない。 続きを読む

街づくりをテーマにマッチング IoTイベント―JIPDEC

一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、IoT Lab Connection(テーマ別企業連携・案件組成イベント)を開催する。今回は、第8回目となる国内企業同士のビジネスマッチングイベントとして、1対1の個別ミーティングをアレンジする。テーマは「2030年の街づくり」。 続きを読む

仮想通貨関係FAQ 課税取扱い等環境整備―国税庁

国税庁はこのほど、6回にわたる「仮想通貨取引等に係る申告等の環境整備に関する研究会」での議論の結果を踏まえ、「仮想通貨関係FAQ」を公表した。 続きを読む

大量データの連携や利活用促す 設備投資に税制手当―経産省

経済産業省は平成30年度税制改正にて、生産性向上特別措置法に基づく情報連携設備等の促進に係る税制「コネクテッド・インダストリーズ税制」を創設した。

続きを読む

税務手続きの電子化で方向示す 財務省、政府税調総会に資料

政府税制調査会が税制改革に向けて議論を開始した。財務省は税務手続きの電子化に関する資料を総会に提出、多くの施策について新たに概要や実施時期を示した。 続きを読む

Weeklyコラム キャッシュレス決済

知人が中国へ観光旅行に行って来たので、その感想を聞いた。「外国通貨を準備して行ったけれど、ほとんど使う機会が無かった。例えば、タクシーに乗ったら、お釣りが無いので現金は困ると言われた」という。

今や、日本でもクレジットカードや電子マネー等で現金を使わないキャッシュレス決済の比率が2割程度だ。韓国は9割超、欧米は平均4~5割と聞く。従って、来日する外国人旅行者が、キャッシュレス決済が出来ない店舗に不満を持つそうだ。日本でもキャッシュレス決済を4割程度にする事が、政府の方針として報道されている。

さて、外国人旅行者の利便性を除いて、日本をキャッシュレス社会にする緊急性があるのか。もちろん、交通機関料金やネット通販の決済等における利便性は否定しない。しかし、商店街で野菜・魚・惣菜等を買ったり、食堂を利用したりするような場合にもキャッシュレスを強制する必要があるのか。近い将来、商店へ行って、現金を差し出す事が恥かしくなるような社会になるかもしれない。寺社の賽銭、街角の募金、お年玉、冠婚葬祭等もキャッシュレスになるかもしれない。

しかし、筆者の考えでは、昔から紙幣や硬貨の材質・デザインに拘る日本人のキャッシュレス化の進展は外国に比べて遅いと思っている。