中小企業庁は、令和元年度補正予算で措置された中小企業生産性革命推進事業のうち、「サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)」の公募を1次公募(臨時対応)として3月13日より開始している。
本公募は、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、中小企業・小規模事業者等の経営及び生産活動への多大なる影響を鑑み、緩和への臨時対策として行われるもの。またテレワークツールの導入に取り組む事業者を優先的に支援する。本公募に限り、IT導入支援事業者及びITツールの新規登録受付はなし。なお、本公募以降は、改めてIT導入支援事業者の登録申請及びITツールの登録申請を行う予定。また、本公募ではA類型の申請のみが対象となる。B類型の申請は今回以降の公募にて実施予定。飲食、宿泊、小売・卸、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建築業等も対象。
概要(A類型)は、○補助上限額・下限額:30万~150万円未満○補助率:1/2○補助対象経費:ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等 ※事業計画期間において、「給与支給総額が年率平均1.5%以上向上」、「事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上」を満たすこと等が申請要件。応募締切は令和2年3月31日(火)
■参考:独立行政法人中小企業基盤整備機構|IT導入補助金2020 1次公募(臨時対応)|
https://www.it-hojo.jp/2020emergency/