カテゴリー別アーカイブ: 法改正

医療法改正の医療法人制度改革 実務対応に絞って研修開催

JPBM医業経営部会は、既案内の通り、医療法改正に関する実務対応に踏み込んだ形で研修を行います。テーマは《第一部》「医療法人制度改正とその実務対応」として、◎第7次改正医療法令(医療法人関連)(1)現況(2)通知の発遣◎ガバナンスの強化◎会議のあり方変化◎運営管理指導要綱のポイント◎H29.4.2開始年度からの施行のポイント他。 続きを読む

配偶者控除制度の行方 数年かけ改革で検討

昭和36年に創設された配偶者控除(以下、制度)を見直そうとの機運が高まっている。平成9年以降、共働き世帯が片働き世帯を大きく上回る状況が背景にある。一方で、制度の存在が女性の就労を抑制する一因になっているとの指摘もあり、26年11月に政府税調は「働き方の選択に対して中立的な税制の構築をはじめとする個人所得課税改革に関する論点整理」、27年11月に「経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理」をまとめ、以下の見直し案を提示している。 続きを読む

事業承継税制活用456件 昨年の2.3倍に-経産省

平成27年から事業承継税制の使い勝手が向上したことで、利用が大きく伸びている。同制度の認定件数は、平成21年から毎年およそ計150~200件の間で推移してきたが、27年は贈与税の納税猶予が272件(前年比5.8倍)、相続税の納税猶予184件(同1.2倍、推計値含む)に増加し、計456件(同2.3倍)となる見通しになった。経済産業省が29年度税制改正要望の資料で明らかにした。 続きを読む

JPBM医業経営部会特別研修 医療法人制度改正の実務対応

JPBM医業経営部会では、「医療法人制度改正とその実務対応」をテーマに特別研修を開催します。第7次医療法改正により、「医療法人制度」改正関係がすでに平成28年9月1日に施行されています。○医療法人のガバナンス強化○監事権限の強化、透明性の確保○理事・監事の損害賠償責任等が主な目的です。地域医療連携推進法人制度の活用も含めて、今回の医療法改正は地域医療支援のビジネスモデルに大きな変化をもたらします。 続きを読む

迫る無期転換ルール 厚労省がサイト開設

労働契約法の改正により、平成25年4月1日以後に開始する有期労働契約が、同一の使用者との間で反復更新され、通算で5年を超えたときには、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約に転換されるルールが施行される。無期転換が本格化するのは、平成25年4月1日から5年経過する平成30年4月以降となる。 続きを読む

取引相場のない株式評価方法 税制改正要望盛り込む

中小企業庁の「事業承継を中心とする事業活性化に関する検討会」(品川芳宣座長)は今年4月以降、事業承継税制と取引相場のない株式の評価方法についてさまざまな問題点を指摘してきたが、経済産業省の29年度税制改正要望に両制度の見直しが盛り込まれる見込みとなった。 続きを読む

中小企業再生支援スキーム改訂 税制特例の適用期限延長に対応

中小企業庁は、「事業再生ファンドに係る企業再生税制の特例」および「経営者の私財提供に係る譲渡所得の非課税措置の特例」の適用期限がともに平成31年3月末までに延長されたのを受けて、中小企業再生支援スキームを改訂、その内容を公表した。税制の特例措置が創設される場合、同庁では規定の追加・改訂等行うが、今回の改訂の具体的な内容は次の通り。 続きを読む

9月から医療法人の分割可能に 単独法人の新設分割は非適格

平成27年の医療法改正に伴い、28年9月から医療法人の分割が可能となる。現行では病院等の分割は認められておらず、事業譲渡では、病院の廃止届や新規の開設許可、債権者の個別承諾などの手続きを必要とした。今回の改正で会社法の会社分割と同様のスキームを医療法人でも認めることとなり、組織再編税制の共同で事業を営む場合の適格要件を満たせば適格分割になる。 続きを読む

導入は35年秋に延期すべし インボイス方式―日税連が意見

日本税理士会連合会は7月の正副会長会で、「適格請求書等(いわゆるインボイス方式)保存方式の導入延期に関する意見」を決定した。意見は導入時期について、少なくとも当初予定されていた4年間の経過期間を経た平成35年10月に延期すべきだとし、消費税率引き上げ延期のための法改正ではこの点も明記する必要があるとした。また、導入までの間に引き続き中小事業者の経理処理の実態把握に努め、より負担の少ない制度を検討すべきだと呼びかけた。 続きを読む

特定譲渡制限付株式 所得区分と価額の判定方法示す

国税庁は先般、「『所得税基本通達の制定について』の一部改正について(法令解釈通達)」を公表した。特定譲渡制限付株式の役員等における所得税の課税は譲渡制限解除日にその日の価額で行われることが明確となったことに伴い、制限が解除された時点の所得区分と価額の判定法を示した。 続きを読む