カテゴリー別アーカイブ: 景況

中小企業の借入れ実体を調査 借入金残高は横ばい-中小公庫

日本政策金融公庫は、取引先の小企業を対象に借り入れに関する調査を行い、その結果を公表した(2018年12月実施、10,000企業中6,119企業が回答)。 続きを読む

中古車小売倒産100件に迫る 新車小売は66.7%増―昨年

帝国データバンクが発表した「2018年の自動車小売業の倒産動向調査」結果によると、中古車小売業の倒産件数は前年比14.0%増の98件となった。 続きを読む

社長の平均年齢59.7歳 不動産業は61.7歳で最高

帝国データバンクが発表した「2019年の全国社長年齢分析」結果によると、社長の平均年齢は59.7歳(前年比プラス0.2歳)で、過去最高を更新した。社長の平均年齢を業種別に見ると、他業種と比べ70代と80歳以上の割合が高い不動産業が61.7歳で、最も高い。以下、製造業(61.1歳)、卸売業(60.7歳)などが続いている。一方、他業種と比べ30代以下の割合が高いサービス業が58.2歳で最も低い。(19年1月実施) 続きを読む

老後の生活設計と公的年金調査 働き盛り高齢時の就労に意欲的

内閣府は1月18日、「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査」を発表した。その中で「老後の生活設計を考えたことがある」と答えた人は67.8%にのぼり、その理由として最も多かったのは「老後の生活が不安」が44.6%、次いで「無計画な生活はしたくないから」が25.9%であった。老後の不安は都市規模別に見ると町村圏からの回答が多く、無計画な生活を嫌うのは大都市圏での回答が多かった。 続きを読む

地域医療連携推進法人の現況 連絡会議で情報交換-厚労省

厚生労働省医政局医療経営支援課はこのほど、地域医療連携推進法人連絡会議を開催し、現状設立されている7法人の代表理事および理事数名の参加を得て、各法人の取組状況および意見交換を行った。先だって実施した各法人および都道府県・都道府県医師会・地域医師会からのアンケート結果をまとめ公表している。 続きを読む

昨年の倒産件数、10年連続減 人手不足倒産は最多の387件

東京商工リサーチは2018年の全国の企業倒産状況を発表した。倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年比2.0%減の8235件となり、10年連続で減少した。過去30年では1990年(6468件)、1989年(7234件)に次いで3番目に少ない水準だった。

一方で人手不足による倒産は22.0%増の387件で、過去最高となった。緩やかな景気回復で、倒産の減少傾向が続いているが、人手不足の深刻化が鮮明になった。 続きを読む

Weeklyコラム 中古品の扱い方

野球少年が新品のグローブを買ってもらって喜んでいる場合もあれば、使い古したグローブをそれ以上に大切に使っている場合もある。一般に、中古品は新品に比べて値段が安いが、古くて希少価値でもあれば中古品の方がずっと高い物も珍しくない。古い玩具・装飾品や歴史的生活雑貨のように、個人の郷愁・趣味・思い出等を満足させる物に高い価値観を持つ事もよくある。 続きを読む

Weeklyコラム 店舗の裏表バランス

寺田寅彦著『柿の種』(岩波文庫)に、こんな文がある。「大道で手品をやっているところを、そのうしろの家の二階から見下ろしていると、あんまり品玉がよく見え過ぎて、ばからしくて見ていられないそうである。感心して見物している人たちのほうが不思議に見えるそうである。」 続きを読む