印に5カ所目の事務所開設へ ジェトロ、アーメダバードに


日本貿易振興機構(ジェトロ)は、インド北西部のグジャラート州(人口約6000万人)のアーメダバードに、11月に事務所を開設する。2010年に開設したチェンナイ事務所に続く、インドでは5カ所目の事務所となる。

1つの国に複数事務所を持つ国としては、中国(8カ所)、米国(6カ所)に次いで3番目に多い。アーメダバードは人口が約640万人で、同州最大の都市。グジャラート州は、デリー首都圏、マハラシュトラ州西部、チェンナイ、ベンガルールに次ぐ自動車産業集積地として注目されている。日本の自動車メーカーでは、ホンダやスズキが同州に進出。また、製薬や繊維、石油・化学などの産業のハブとしても有力な州と言われている。このため、ジェトロは同州への日本企業の進出が増加すると判断、アーメダバードに事務所を新設して日本企業の同州進出を支援する。また、同州にはインド国内最大の民間港ムンドラ港を有し、中東やアフリカへの輸出拠点としても期待されている。

インドの投資環境調査で、同州は14年、15年と2年連続で1位を獲得。特に労働力、インフラ、経済環境、政治的安定性などが高く評価されている。ジェトロによると、同国への進出日系企業は1300社を超えており、同州には約50社進出している。