X社(食品卸売業)のA社長から、B部長の職務執行態度に関する相談を受けた。B部長には、部下を公平に扱っていない事、仕事を指示しても積極的な報告がなく期限を守らない事等の欠点があると言う。他方、別の日にB部長からも相談を受けた。B部長が部下に任務を命令しても真剣に取組まず、明確な報告もしないと言う。また、「社長が私を敬遠している」と感じると言う。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム
Weeklyコラム 風習の変化と商法
結婚式や葬儀等冠婚葬祭の風習(風俗習慣)が、平成になって大きく変化した。例えば、結婚式における仲人(媒酌人)は、今やほとんどの結婚式で見られなくなった。仲人がいないだけでなく、式を挙げない人が増えて、一般に式が小規模になっている。 続きを読む
Weeklyコラム 物事に集中する手法
毎日、仕事や勉強を何となく始めて何となく止めているが、必要な事をやり遂げる持続力はどのようにして生まれるのか。意志堅固な人もいるが、大抵は適当な所で中断しながらどうにか仕上げているようだ。 続きを読む
Weeklyコラム節約は万能ではない
業績が悪くなった時、多くの会社が採る共通対策に経費節減がある。人件費をはじめ、光熱費・広告費・通信費・交際費等の節約を計画する。経理上、売上や粗利益が一定であれば、当然営業利益が増加する。 続きを読む
Weeklyコラム 歩行速度の観察
人の歩行速度は、一般に場所別で駅前や交差点等は速く、時間帯別で朝夕(通勤時間等)は昼間に比べて速い。その他、天候・曜日・季節・歩行者数・歩道の有無や道幅等によって歩行速度は区々である。 続きを読む
Weeklyコラム 介護サービスの将来
ここで介護サービスとは、病気の看護も含めて考える。俳人正岡子規の『病牀六尺』(岩波文庫)に、こんな文がある。「病気の介抱に精神的と形式的との二様がある。精神的の介抱といふのは看護人が同情を以て病人を介抱する事である。形式的の介抱といふのは病人をうまく取扱ふ事で、例えば薬を飲ませるとか、繃帯を取替るとか、背をさするとか、・(中略)・この二様の介抱の仕方が同時に得られるならば言分はないが、もしいづれか一つを択ぶといふ事ならばむしろ精神的同情のある方を必要とする」。 続きを読む
Weeklyコラム 戦う企業の継続性
「戦いに勝つ事はそれほど難しくないが、勝ち続ける事は難しい」。10回勝ち続けて、最後に1回負けて破滅という場合もある。 続きを読む
Weeklyコラム 営業は人間修養
特定の会社や個人宅を回って商品・サービスを売り込む仕事には、飛び込み営業もあれば、アポイントメントを取って訪問する営業等がある。非常に多種多様である。社員の性格や職務経験等により、営業の仕事には得手不得手があり、ある日突然営業担当に指名されて悩む人もいる。 続きを読む
Weeklyコラム 相手に利益を譲る
「あそこは強い立場を利用して不利な取引を押し付ける」元請と下請、大型店と小規模卸、大規模会社と小規模会社等、多種多様な取引形態によって発言力に差がある。要は、その取引条件に納得して気持ち良く遂行する気になれるか否かが問題である。発言力の差によって取引が不公平になるかもしれないが、長期的な商売の盛衰は公平になるように出来ていると考える。 続きを読む
Weeklyコラム 定年70歳の是非
現在の定年(法的には65歳までの雇用継続を規定)を70歳に引上げようとする機運が高まっている。国家公務員の定年引上げ案もその一環であろう。ところで、定年を引上げる理由は何か。思いつくままに幾つか挙げてみたい。 続きを読む