カテゴリー別アーカイブ: 景況

生成AIと知識労働の未来 池田技術士との意見交換から

JPBMでは、技術士でありAI研究に通じた池田先生と、AIの実務活用に関する情報交換を行いました。テーマは、AIが人間の知的労働に取って代わるのか、それとも共存可能かという問いに始まり、実務現場におけるAI導入の現状や課題について多角的な意見が交わされました。 続きを読む

6月は外国人雇用啓発月間 雇用状況の届出の徹底を

厚生労働省は、6月を「外国人雇用啓発月間」と定め、「知って、守って、みんなで活躍 ~外国人雇用はルールを守って適正に~」を標語に、外国人労働者の適正な雇用に関する周知・啓発活動を実施している 。この取り組みは、外国人労働者の雇用環境の改善と共生社会の実現を目指すもの。 続きを読む

製造業回復基調も就業面難 更なるDX化推進へ-白書

2025年版「ものづくり白書」は、経済産業省、厚生労働省、文部科学省の三省が共同で作成し、このほど閣議決定された報告書である。我が国製造業の現状と課題を分析し、産業競争力の強化に向けた政策の方向性を示している。 続きを読む

中小、サービス業中心に 活発化する他県等への本社移転

2024年度における企業の本社移転動向について、東京商工リサーチが発表したレポートによれば、他都道府県への本社・本社機能の移転企業数は1万6,271社となり、前年度比18.7%増と大幅な増加を示した。これはコロナ禍の収束に伴う経済活動の再開や人流の回復、需要変化への対応が背景にある。 続きを読む

中小企業導入予定、最多はAI デジタル化調査―日本政策公庫

日本政策金融公庫は、デジタル化に取り組む中小企業の実態に関する調査を行い、その結果を発表した。それによると、現在のデジタル化への取り組み方針は「かなり積極的に取り組んでいる」「積極的に取り組んでいる」が合わせて全体の43.6%を占めた。AI(人工知能)を導入予定だと回答した企業の割合は17.8%と、すべてのデジタルツールの中で最多だった。 続きを読む

フィットネス市場、過去最高 昨年度は7100億円

帝国データバンクが発表した「2024年度のフィットネスクラブ・スポーツジムの業界動向調査 」結果によると、スポーツジムなどを含むフィットネス市場(事業者売上高ベース)は7100億円前後の見通し。これまで過去最高だった19年度(7085億円)を上回る規模に拡大する。 続きを読む

中小企業の海外進出・輸出調査 消極化・事業の見直し進む

商工中金がこのほど公表した「中小企業の海外進出・輸出に関する調査」によれば、中小企業の海外進出意欲は減退傾向にある。海外進出・海外事業を行っている企業の比率は8.9%で、2018年の前回調査(11.3%)から低下した。 続きを読む

負債超過の若年層に課題 貯蓄・負債の家計調査-総務省

総務省統計局が公表した2024年(令和6年)の家計調査(貯蓄・負債編)によれば、二人以上の世帯の1世帯当たり貯蓄現在高は1,984万円と6年連続で増加し、過去最高を記録した。勤労者世帯は1,579万円で、前年から7.1%増加。貯蓄のうち通貨性預貯金は692万円、有価証券は377万円といずれも前年を上回っている。 続きを読む

日本人の国内消費額は過去最高 24年の旅行観光調査―観光庁

観光庁が発表した「旅行・観光消費動向調査2024年 年間値」(確報)によると、24年の日本人国内旅行消費額は25兆1536億円、前年比14.8%増と過去最高を更新した。コロナ禍前の19年と比較しても14.7%増で、国内旅行需要が急速に回復していることが確認された。 続きを読む

スーパー業界3年ぶり増収増益 昨年は物価上昇で

東京商工リサーチは「2024年のスーパー経営会社の業績動向調査」結果を発表した。それによると、全国のスーパー725社の24年の業績は、売上高合計が前期比6.3%増の23兆3384億1500万円、最終利益は同31.7%増の3741億4600万円と、3年ぶりに増収増益だった。物価高に伴う商品価格の上昇が背景となって、業績改善に寄与した。 続きを読む