カテゴリー別アーカイブ: リスクマネジメント

総則6項で株価評価見直し 画一的評価は不均衡生じる

この裁決事例は、会社の事業年度の変更と剰余金の配当が、請求人の相続税負担を大幅に軽減することを意図して行われたものであり、財産評価基本通達に基づく評価が租税負担の公平性に反するため、評価額を上回る価額とすることが合理的と判断されたもの(令和6年3月25日)。

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役員退職給与の高額支給部分 無償譲渡等の処分に該当

請求人は、原処分庁がした第二次納税義務の納付告知処分について、過去に本件滞納会社から役員退職慰労金として支給を受けた本件不動産は、帳簿上本件滞納会社の使途不明金を請求人に対する役員貸付金に振り替えた残高を消し込むためであり、役員退職慰労金も相当と認められる金額の範囲内として、国税徴収法第39条の無償譲渡等の処分には該当しない旨主張した。 続きを読む

減らない賃金不払い事案 大きな財務負担になる可能性も

厚生労働省が公表した令和5年における賃金不払が疑われる事業場に対する監督指導結果による、指導監督件数は21,349件(対前年比818件増)、対象労働者数は181,903人(同,260人増)、金額は101億円超(同19億2,963万円減)となった。 続きを読む

医療機関倒産、今年過去最多に 1月-8月既に前年上回る

帝国データバンクは「2024年1月から8月までの医療機関(病院・診療所・歯科医院)の倒産動向」を発表した。それによると、同期間の倒産は病院4件、診療所20件、歯科医院22件の計46件発生し、既に前年の年間件数(41件)を上回っている。 続きを読む

労働争議統計調査結果公表 件数、参加人員ともに増加

厚生労働省は令和5年「労働争議統計調査」結果を公表した。同省では労働争議の発生状況、争議行為の形態や参加人員、要求事項などについての調査を行っている。調査対象は争議行為が現実に発生したものまたはその解決のために第三者が関与したものとなる。 続きを読む

Weeklyコラム 変化対応の準備

社会や経済および政治の動きは常に変化し揺れ動いている。明治以来156年目、年々日々、あらゆる現象が一日たりとも休まず、変化を遂げてきた。当然、政治も経済も日々変化かつ循環し、事業者の多くは最も有利な変化対応策を探っている。 続きを読む

事業継続力強化への支援 全国10か所でワークショップ

独立行政法人中小企業基盤整備機構(理事長:宮川正)は、事業継続力強化計画(通称:ジギョケイ)に認定された中小企業向けのワークショップ「ジギョケイBusiness Survival WORKSHOP」を全国10か所にて開催する。 続きを読む

過労死防止大綱閣議決定 求められる過労死ゼロ施策

厚生労働省は、令和5年11月から今年6月にかけ「過労死等防止対策推進協議会」を開催。「過労死等の防止のための対策に関する大綱」の見直し案を取りまとめ、当該変更が閣議決定された。大綱は、「過労死等防止対策推進法」に基づき、おおむね3年間における取組みについて定めるものであり、今回で3回目の変更になる。 続きを読む

サイバー保険や法人生保対応 最新情報を生損保のプロが提供

株式会社JPBMでは、会員事務所の先生方のコンサルティング業務をサポートすべく、お客様に向けて「すぐに役立つ」情報・サービスを提供しています。7月25日には、企業の健康経営の取り組み方や企業型確定拠出年金の効果的な導入策についてご紹介いたしました(動画掲載中)。今回は8月22日に発信予定の「法人リスクに備えるサイバー保険」「相続対策に有効な生命保険」についてご案内します。 続きを読む

企業の16%カスハラ被害あり 小売業は3社に1社

帝国データバンクは「カスタマーハラスメント(カスハラ)に関する企業の意識調査」結果を発表した。それによると、直近1年間でカスハラ被害があった企業は全体の15.7%で、業界別では小売りが3社に1社で最も多かった。 続きを読む