独立行政法人中小企業基盤整備機構は、デジタル化を後押しするためのポータルサイト「デジwith」を4月1日(火)にオープンさせると発表した。このポータルサイトは、中小企業・小規模事業者(事業者)に、デジタル化に取り組むきっかけ作りから課題の設定、解決のための最適なITソリューションの提案・導入・運用までを一貫してサポートする。登録は不要で、だれでも利用できるという。
デジwithを利用すると、事業者のデジタル化の状況を同業他社と比較することが可能になる。経営の悩みを解決するためのITソリューションを提案する「IT戦略ナビwith」、具体的な業務用アプリやIT導入事例を探せる「ここからアプリ」、ITの専門家に気軽にオンラインで無料相談可能な「IT経営サポートセンター」など様々なメニューでデジタル化をサポートする。
デジwithは、経営課題をデジタル化によって解決したい事業者、商工会や金融機関などの支援機関も対象となる。中小企業のDX推進に関する調査(中小機構)によると、DXの取組が「必要だと思うが、取り組めていない」などと回答した事業者の割合は58.0%。デジタル化に何から取り組めばよいか分からないことなどがDX推進のネックだとしている。
■参考:(独法)中小企業基盤整備機構|あなたのデジタル化は同業他社と比べてどれぐらい?デジタル化への第一歩を「デジ with」と踏み出そう! |
https://www.smrj.go.jp/press/2024/pg85um00000086by-att/20250131_press01.pdf