タグ別アーカイブ: 国税庁

令和4年度新規発生滞納額 ピーク時の約4割に―国税庁

国税庁は先般、令和4年度の租税滞納状況を公表した。令和3年度末における滞納残高は8,857億円(前年度比6.9%増)であった。令和4年度の新規発生滞納額は7,196億円(同4.4%減)で、ピークであった平成4年度(1兆8,903億円)の約4割。 続きを読む

複数の固定資産の交換時の特例 合計額の差額で判定

計7か所の宅地を照会者の兄と共有で所有しており、その共有状態を解消してそれぞれが本件各土地を単独所有とするために、一の交換契約により、本件各土地に係る共有持分の一部を交換することを予定している(兄に対し4か所の土地の共有持分を交換に係る譲渡資産として譲渡、兄から本件各譲渡土地を除く3か所の土地に係る共有持分を交換に係る取得資産として取得。差額について金銭等の資産の授受は行わない)。 続きを読む

非居住者に係る金融口座情報 海外税務当局と自動的に交換

国際的な脱税及び租税回避に対処するために各国が合意した共通報告基準(CRS)に基づく平成27年度税制改正により、平成29年1月1日以後、国内に所在する金融機関等で口座開設等を行う者は、居住地国等を記載した届出書の提出が必要となった。 続きを読む

電子取引データの保存方法 フローチャートで診断-国税庁

国税庁は先般、来年1月以降の制度について「電子取引データの保存方法をご確認ください」と題したパンフレットを公開した。 続きを読む

マンション評価方法新設へ 一定の補正率設定-国税庁通達

国税庁は、居住用の区分所有財産の相続税評価額について、市場価格との乖離等を踏まえ、評価方法の新設に向けたパブリックコメントを募集している。 続きを読む

税務署の内部事務のセンター化 改めて理解・協力を呼びかけ

国税庁では、税務署における内部事務(申告書の入力処理、申告内容についての照会文書の発送など)の効率化・高度化を図るとともに、納税者利便の向上や外部事務(調査・徴収事務)の充実・高度化を目指し、令和3年7月から一部の税務署を対象に、複数の税務署の内部事務を専担部署(業務センター)で集約処理する「内部事務のセンター化」を実施しているが、今回改めて納税者や税理士に協力を呼び掛けている。 続きを読む

令和5年分路線価発表-国税庁 主要都市の上昇地点が倍増

国税庁はこのほど、令和5年分の路線価図等を公表した。評価基準額の対前年変動率全国平均値が2年連続で上昇し、かつ上昇率も1.5%と回復基調を示した。 続きを読む

告発率74.1%と高水準 令和4年度査察の概要―国税庁

国税庁は今般、令和4年度の査察の概要を公表した。145件の調査に着手、処理件数は139件で、うち告発件数は103件。告発率は74.1%と、平成18年度以来の高水準となった。脱税総額は100億円で、1件あたり脱税額は97百万円。 続きを読む

税務行政のDX改訂版発表 事業者のデジタル化促進追加

国税庁は、税務行政のDXを更に前に進めていくため、「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」を改定した。従前の「納税者の利便性の向上」と「課税・徴収事務の効率化・高度化等」に、新たに「事業者のデジタル化促進」を加えた3つの柱に基づいて、施策を進めるとしている。 続きを読む

令和4年度税務訴訟状況 前年度比8.5%減少-国税庁

国税庁は今般、令和4年度における訴訟の概要を取りまとめた。納税者は、処分庁に対する再調査の請求及び国税不服審判所長に対する審査請求という行政上の救済制度(不服申立制度)を経た後、なお不服があるときには裁判所に対し訴訟を提起し処分の是正を求める司法上の救済制度を使うことができる。国税庁は法務当局とも連携し、訴訟事務の適切な遂行に努めている。 続きを読む