花実はついた蕾を全部咲かせたり、果実を全部ならせたりすれば、木が疲れてやがて良い花実をつけなくなるものである。同様に、人の幸運も次々にすべてを掴もうとすれば早く消費してしまい、やがて幸運の種が尽きてしまう等と言われる。 続きを読む
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国外給与の日本円での送金 外貨建て円払取引にあたらず
雇用契約の定めに従って国外給与を日本円で支払うために作成された所得明細に基づいて日本円で送金された給与につき、原処分庁は、外国法人が請求人に交付した税額計算書には、請求人の給与が外国通貨で記載されており、本件国外給与が請求人の口座に日本円で入金されていることから、いわゆる外貨建て円払い取引に該当するとして、本件国外給与に係る給与所得の収入金額は、所得税基本通達57の3-2《外貨建取引の円換算》注5の定めに基づき、外貨建取引に準じた方法で本件計算書の総支給額を円換算する必要がある旨主張する。 続きを読む
負債超過の若年層に課題 貯蓄・負債の家計調査-総務省
総務省統計局が公表した2024年(令和6年)の家計調査(貯蓄・負債編)によれば、二人以上の世帯の1世帯当たり貯蓄現在高は1,984万円と6年連続で増加し、過去最高を記録した。勤労者世帯は1,579万円で、前年から7.1%増加。貯蓄のうち通貨性預貯金は692万円、有価証券は377万円といずれも前年を上回っている。 続きを読む
下請代金支払遅延防止の法改正 用語も「中小受託事業者」へ
「下請代金支払遅延等防止法及び下請中小企業振興法の一部を改正する法律」が成立し、2026年1月1日より施行される。本改正は、発注者と受注者の対等な関係を確保し、サプライチェーン全体で適切な価格転嫁と取引の適正化を図ることを目的としている。主な改正点は以下の通り。
制度の持続可能性に向け 次年度年金制度改正法案国会へ
令和6年5月、厚生労働省は「国民年金法等の一部を改正する法律案」を第217回通常国会に提出した。本法案は、就労や家族形態の多様化に対応しつつ、高齢期の所得保障を強化するものであり、制度の持続可能性と公平性を確保する観点から、複数の年金制度改正を盛り込んでいる。 続きを読む
日本人の国内消費額は過去最高 24年の旅行観光調査―観光庁
観光庁が発表した「旅行・観光消費動向調査2024年 年間値」(確報)によると、24年の日本人国内旅行消費額は25兆1536億円、前年比14.8%増と過去最高を更新した。コロナ禍前の19年と比較しても14.7%増で、国内旅行需要が急速に回復していることが確認された。 続きを読む
後発事象の基準日 財務諸表の公表承認日に変更へ
企業会計基準委員会(ASBJ)は、企業会計基準諮問会議の提言を踏まえ、後発事象の会計基準を開発している。第一段階としては、日本公認会計士協会の監査基準報告書560実務指針第1号「後発事象に関する監査上の取扱い」で定めている内容のうち、会計に関する定めを基本的に移管することとしているが、そのまま移管することが適当ではないとされる点については、別途検討を行うこととしており、その1つが後発事象の基準日である。 続きを読む
R7年度税制改正大綱(13) 電子帳簿保存制度の見直し
納税環境整備については、電子帳簿保存制度の見直しが大きな柱となる。
1)隠蔽又は仮装された事実に基づく期限後申告等に対する10%の加重措置について、以下の要件をすべて満たし、かつ事前に届出書を提出している場合にその適用から除外されることとなった。 続きを読む
スーパー業界3年ぶり増収増益 昨年は物価上昇で
東京商工リサーチは「2024年のスーパー経営会社の業績動向調査」結果を発表した。それによると、全国のスーパー725社の24年の業績は、売上高合計が前期比6.3%増の23兆3384億1500万円、最終利益は同31.7%増の3741億4600万円と、3年ぶりに増収増益だった。物価高に伴う商品価格の上昇が背景となって、業績改善に寄与した。 続きを読む
サイバーセキュリティ人材 中小での育成促進に向け方針
経済産業省はこのほど、「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会最終取りまとめ」を公表した。本取りまとめは、国内におけるサイバーセキュリティ人材の不足に対応し、特に中小企業等における人材育成と確保を強化するための施策を示している。 続きを読む