各項目ともアジア優位続く 海外現地法人四半期調査

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経済産業省はこの度、海外現地法人の四半期調査(2022年1~3月)の結果を取りまとめ公表した。

売上高は、前年同期比3.6%と6期連続の増加となった。地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比54.2%)は、ASEAN10や中国の輸送機械などの増加により、前年同期比6.9%と6期連続の増加となった。一方、北米(同26.0%)は、輸送機械などの減少により、同-1.1%と3期連続の減少、欧州(同11.6%)も同-6.1%と2期連続の減少となった。

設備投資額は、前年同期比-4.2%と4期ぶりの減少。中国の輸送機械などの前年の反動が主な要因。地域別にみると、アジア(構成比51.2%)は、前年同期比-8.1%と5期ぶりの減少。北米(同28.7%)は、同5.6%と2期ぶりの増加、欧州(同13.2%)は、同0.7%と4期連続の増加となった。

従業者数は、前年同期比0.2%と2期ぶりの増加。ASEAN10の電気機械や、中国を加えたはん用等機械などが増加した。地域別にみると、アジア(構成比68.2%)は、前年同期比0.4%と2期ぶりの増加。北米(同13.8%)は、同0.2%と9期ぶりの増加、欧州(同9.6%)は、同-3.4%と9期連続の減少となった。

■参考:経済産業省|海外現地法人四半期調査(2022年1~3月期)の結果を取りまとめました|

https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220628002/20220628002.html