『社長の平均年齢60.1歳 60歳超は調査開始以降初

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帝国データバンクが発表した「2020年の全国社長年齢分析」結果によると、社長の平均年齢は60.1歳(前年は59.9歳)で、調査を開始した1990年以降初めて60歳を上回った。都道府県別では、社長の平均年齢が最も高かったのは秋田県で62.2歳。以下、岩手県(62.0歳)、青森県(61.8歳)、高知県(61.6歳)などの順。一方、最年少は三重県で58.8歳だった。

年代別の割合を見ると、「60代」が構成比27.3%を占め最多。「50代」が同26.9%、「70代」が同20.3%で続いている。業種別では、「不動産業」が62.2歳で最も高く、「製造業」(61.3歳)、「卸売業」(61.0歳)、「小売業」(60.2歳)も全体の平均年齢を上回った。

また、「製造業」「卸売業」「小売業」では「60代」が最も多い。「不動産業」は「70代」が最多。業歴別に見ると、30年以上では、全体の平均年齢を上回った。また、「10年未満」では「40代」が最多(構成比34.5%)。

一方、「30~50年未満」では「60代」「70代」(いずれも同29.3%)、「50~100年未満」「100年以上」では「60代」(各同29.7%、同32.7%)がそれぞれ最多となった。

■参考:帝国データバンク|全国社長年齢分析 社長の平均年齢、60.1歳 ~ 調査開始以来初の60歳超 ~|

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p210202.html