「テレワークでストレス」6割 解消には雑談役立つー民間調査

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リクルートキャリアは新型コロナウイルス禍でテレワークをするようになった正規の従業員に、仕事に関するアンケート調査を実施、その結果を公表した。

それによると、「テレワーク開始前にはなかった仕事上のストレスを感じた」と答えた人は59.6%だった。そのうち、67.7%は「いまだにストレスが解消されていない」と回答。年代別では20代が58.9%、30代は64.6%、40代は67.8%、50~60代は83.6%と、年代が上がるほどストレスが解消できていない割合が高かった。同調査は2020年1月以降にテレワークを実施した2272人を対象に9月26日から3日間、インターネットで実施した。

テレワークによってストレスを感じた人を、仕事中に「雑談」がある人とない人を比較したところ、ストレスが解消できていない割合は「雑談」がある人が63.2%、「雑談」がない人は77.3%で14.1ポイントの差があり、雑談がストレス解消に役立っていることが浮き彫りになった。テレワーク時の「雑談」について、「全くない」は、50~60代が44.2%で最も高く、20代が31.5%で最も低かった。雑談の手段では、「チャットなどでの業務外の会話」が40.9%で最も多かった。

■参考:リクルートキャリア|新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査 テレワーク経験者の6割、テレワーク前にはなかったストレスを実感 仕事中の「雑談」有無の違いでストレス解消具合に14.1ptの差|

https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2021/210122-02/