不足する医療人材 厚労省が求人サイトの運用開始

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新型コロナウイルスの感染拡大・長期化の影響により医療人材不足が懸念されている。すでにコロナウイルス対応のために通常より多くの人手が必要な状況だ。

また、医療機関等で医療従事者間での感染が拡大した場合などは、医療機関等において相当数の医療人材が不足することも予想されている。日本看護協会は離職中の看護師や准看護師、保健師など約5万人に復職を求めるメールを送り、結果として約700人が復職した。また、医療機関や介護施設同士で職員を派遣し合う仕組みが検討されるなど、今後起こり得る事態に備えた動きが活発化している。

厚生労働省では医療人材不足対策として医療人材募集情報と求職者のマッチングを行うウェブサイト「医療のお仕事Key-Net」の運用を開始した。全国の医療機関や保健所等がG-MIS(新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム)を通じ、登録した医療職等(医師、保健師、助産師、看護師、准看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、薬剤師、救急救命士及び事務職)の募集情報を公開する。求職者は利用登録不要で閲覧が可能。サイト上で医療機関等への問合せや応募、オンライン面接等ができる。なお、双方とも手数料等は発生しない。

■参考:厚生労働省|医師・看護師・医療人材の求人情報サイト「医療のお仕事 Key-Net」の開設について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/11596.html