企業の平均借入金利1.37% 11年連続で低下―昨年度

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帝国データバンクが発表した「2018年度の全国平均借入金利動向調査」結果によると、企業の平均借入金利は前年度比0.08ポイント減の1.37%で07年度(2.33%)をピークに11年連続して低下したことが明らかになった。都道府県別では、最も平均借入金利が低かったのは香川で1.13%、逆に最も高いのは沖縄で1.84%だった。

都道府県別に見ると、香川に次いで平均借入金利が低いのは愛知で1.14%。以下、大阪と岐阜(1.23%)、奈良と愛媛(1.26%)、福井と兵庫(1.27%)、埼玉(1.28%)、栃木と岡山(1.29%)、富山と京都、和歌山(1.30%)、福岡(1.31%)、福島と群馬(1.32%)、新潟(1.33%)などが続いている。沖縄に次いで低かったのは秋田で1.75%。以下、山梨と鹿児島(1.73%)、大分(1.71%)、青森(1.66%)、岩手(1.65%)山形(1.63%)などの順となっている。

業種別に見ると、最も平均借入金利が低いのは小売業で1.19%。以下、製造業(1.20%)、運輸・通信業(1.21%)、卸売業(1.25%)、サービス業(1.35%)、不動産業(1.46%)、建設業(1.55%)の順だった。

■参考:帝国データバンク|全国平均借入金利動向調査(2018年度)|

http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p191108.html