「攻めのIT経営銘柄」選定へ 経産省と東証―19日に説明会

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経済産業省は東京証券取引所と共同で、ITを積極的に活用して経営革新や競争力の強化に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」に選定することにした。19日東京証券取引所にて説明会を開催し、具体的な選定方法などについて説明する。参加費無料、事前申し込みにて受付。選定された企業は27年5月ごろに公表予定。

対象となるのは東証に上場し、「攻めのIT経営」に積極的に取り組む企業。選定にあたっては、(1)経営計画における攻めのIT活用・投資の位置づけ(2)攻めのIT活用・投資の企画に関わる社内体制およびIT人材(3)攻めのIT活用・投資の実施状況(事業革新のためのIT活用・投資)(4)攻めのIT投資の効果および事後評価の状況(5)攻めのIT投資のための基盤的取り組み―の5つの観点から評価する。経産省は、企業の攻めのIT経営に関する取り組みや成果の実態を把握するため、東証上場会社に対して調査を実施、その分析・評価結果を銘柄選定の際の基礎資料としても利用する予定。

この取り組みにより、日本の資本市場における企業経営者と投資家のより良い対話が促進され、上場会社における「攻めのIT経営」への理解が深まることが期待される、と経産省は選定の意義を強調する。

■参考:経済産業省|「攻めのIT経営銘柄」を創設しました!|

http://www.meti.go.jp/press/2014/12/20141209002/20141209002.html