帝国データバンクは「2019年4月末時点の企業における女性社長分析」結果を発表した。
それによると、女性社長の比率は7.9%で、出身大学別では慶応大が2年連続でトップだった。女性社長の平均年齢は62.9歳。年代分布を見ると、最も割合が高かったのは「60代」で27.6%だった。以下、「70代」(24.4%)、「50代」(22.9%)などが続く。就任経緯では、「同族承継」が50.8%で最も高く、以下、「創業者」(35.3%)、「内部昇格」(8.3%)などの順。過去1年間で就任した新任女性社長では、「50代」が27.1%でトップ。以下、「40代」(25.9%)、「60代」(18.4%)などの順。
業種別では、「不動産業」が16.7%で最高となり、以下、「小売業」(10.5%)、「サービス業」(10.4%)などが続く。都道府県別では、青森県が10.7%でトップ。以下、徳島県(10.5%)、沖縄県(10.4%)、佐賀県(10.0%)などの順。一方、最も低かったのは岐阜県で5.2%、以下、長野県(5.9%)、滋賀県(6.0%)が続いている。
出身大学では、首位は慶応大で230人。以下、日本大(225人)、早大(214人)、青山学院大(171人)などが続いている。
■参考:帝国データバンク|全国・女性社長分析(2019年)女性社長比率、全国で7.9%に上昇 ~ 出身大学上位、「慶應義塾大学」が2年連続で首位守る ~|
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190605.html