先日第7回医業経営部部会が開催され、(於:中央経済社会議室)参加会員による医療機関の人事労務問題に向けた実務対応について意見が交わされました。
現在、厚労省で進める働き方改革実行計画の方針に沿って、「医師の働き方改革に関する検討会」が活発に開催されており、(1)働き方改革の議論を契機とした、今後目指していく医療提供の姿(2)医師の特殊性を含む医療の特性(3)医師の働き方に関する制度上の論点、等が議論されています。今年中に骨子案、本年度中に全体のとりまとめが行われる予定。
医業経営部では、医療機関の労務等の課題および特殊性を捉え、これからの地域医業支援に向け、あるべき「医療機関等の働き方改革」を検討しています。今後、参加メンバーの実務支援状況を共有しながら、現場サイドに立った「働きやすいシステム」モデルに組み上げていく予定です。その成果として書籍化を図り、来年秋以降の出版を目指して活動します。
認定医療法人制度を利用した移行申請案件も150件を超え、医業経営部でいち早く発信・書籍化した地域医療連携推進法人も、いよいよ10事例を数えようとしています。これからの地域医療支援に向け、更に活発な活動を展開します。