経済産業省では、海外現地法人の調査を実施し、四半期毎に公表している。今回平成30年1~3月の調査結果が取りまとめられた。(業種分類は売上高規模の大きい化学、はん用等機械、電気機械、輸送機械の主要4業種として分析)
【売上高】前年同期比+9.3%と8期連続の増加となった。地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比48.6%)は、同+11.8%と8期連続の増加となり、特に輸送機械が増加となった。また、北米(同30.2%)は、同+2.8%と2期連続の増加、欧州(同13.4%)は、同+16.2%と8期連続で増加となった。
【設備投資額】前年同期比+16.8%と2期ぶりの増加。アジア(同50.5%)は、同+26.7%と2期連続で増加し、ここも輸送機械が増加。また、北米(同30.5%)は、同+3.8%と2期ぶりに増加、欧州(同11.6%)は、同+23.9%と3期連続2桁増加となった。
【従業者数】前年同期比+1.7%と6期連続の増加。アジア(同68.9%)は、同+0.7%と6期連続の増加となり、同様に輸送機械が増加した。また、北米(同13.7%)は、同+4.7%と27期連続の増加、欧州(同9.6%)は、同+3.7%と19期連続の増加となった。
■参考:経済産業省|海外現地法人四半期調査(平成30年1~3月期)の結果を取りまとめました|
http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180627004/20180627004.html