農林水産省が3月22日、「地方創生に向けた民間農業融資の活性化に関するシンポジウム」を開催する。農業を地域の基幹産業と位置づけ、農業融資及び経営支援(商品開発、販路開拓・ブランド化、地域の合意形成等)を両輪で実施し、事業の自立化に取り組む民間金融機関にスポットを当て、農業分野での民間金融の可能性について意見交換等を行うもの。地域の成長産業化に向けた官民協働による自立及び継続、経済効果を考えた地方創生の取り組みが農業分野でも広がる中での開催となる。
会場は同省7階の講堂。最初に、山崎健太郎氏(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局)による「地方創生に向けた金融機関等の『特徴的な取組事例』」、宮﨑源征氏(有限責任監査法人トーマツ)による「積極的な農業投融資の実現に向けた市中金融機関の取組実態等調査結果報告」、石橋由雄氏(日本銀行金融機構局金融高度化センター)による「地方金融機関が担うアグリファイナンス」とそれぞれ題した3本の講演を予定。その後、大学教授、日本政策金融公庫や地方銀行の担当者らも交えたパネルディスカッション「民間農業融資の活性化に向けた今後の対応方向」を行う。
締め切りは3月15日で定員300人。公開で行われ、カメラでの撮影も可能。
■参考:農林水産省|「地方創生に向けた民間農業融資の活性化に関するシンポジウム」の開催及び参加者の募集について|
http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/kinyu/170301.html