ジェトロ・アジア経済研究所が2月1日に東京で「持続可能な開発目標」(SDGs)の実現に向けた資源・エネルギー効率の改善をテーマに国際シンポジウムを開催する。開発途上諸国が取り組んでいるエネルギー効率、資源効率の向上、再生可能エネルギーの利用拡大に向けた施策や措置について、課題や国際協力のあり方、効果の測り方などについて議論する。
SDGsは、国連が主導するミレニアム開発目標(MDGs)のあとを受け継ぐもので、17の目標と169のターゲットからなる。その中には水利用の効率の改善、エネルギー効率の改善、消費と生産における資源効率の改善等が含まれる。開発途上諸国では、世界銀行や国連工業開発機関などの支援によりさまざまなエネルギー効率や資源効率の向上に向けた協力が行われてきている。
会場は国連大学ウ・タント国際会議場。講師はアンソニー・シュン・フン・チウ比デ・ラ・サール大学教授、ヘツリィ・アドナン豪オーストラリア国立大学名誉准教授、アリアンナ・レゴビニ世銀グループ開発インパクト評価マネジャー、伊藤成朗ジェトロ・アジア経済研究所開発研究センター・ミクロ経済分析研究グループ長など。申し込み締め切りは1月25日。定員300人。定員になり次第、締め切る。