男性国会議員が育児休暇を取得するかどうかに注目が集まった。残念ながら、まったく予想外の結果となり違う意味で話題になったばかりだが、昨今の若い男性の3割は育児休暇を「当然の権利」と考えていることがわかった。
これは株式会社マイナビが行った2017年卒業予定の大学生及び大学院生を対象にした調査結果から明らかになったものだ。それによると、「育児休暇を取って積極的に子育てしたい」と回答したのは、男子が33.9%(前年比0.9%増)、女子が67.6%(同1.9%増)となった。
育児休暇を取る理由としては、「子供が小さいうちはできるだけそばにいてあげたいから」が最多で、男子の36.6%(同4.8%増)、女子の50.0%(同2.2%減)が理由にあげている。ついで「育児休暇を取るのは当然の権利だと思うから」は男子の28.2%(同6.0%増)、女子の16.8%(同0.6%減)となった。また、「時間内に仕事を終え、積極的に子育てする」男性に対して、「すごくかっこいい」と感じる男子は62.5%(同3.8%増)に達している。
なお、「子供ができたら仕事をやめて子育てに専念したい」と回答した女子は12.1%(同0.5%減)となっている。