産学連携の実績等を見える化 大学ファクトブック2025

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経済産業省は日本経済団体連合会、文部科学省ととともに、全国の大学(国公私立784大学)における産学連携の実績等を見える化するため「大学ファクトブック2025」を取りまとめた。詳細は経産省のホームページに掲載。

大学ファクトブックは2016年に策定した「産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン」に基づく取組の状況や産業界との連携実績などのデータを、文科省が実施する「大学等における産学連携等実施状況」の結果を基に比較評価が可能な形に「見える化」することで、産業界と大学の連携を更に促進することを目指している。

大学ファクトブック2025は、企業にとっては、大学の強みや特徴を把握することなどで大学の「知の価値」に対して投資を行う参考にしてもらえると期待。また、大学側にとっては他の大学と自らの大学の取組を比較することで、自らの強みや特徴を確認するとともに改善の余地を見出すことにより、企業とのパートナーシップをさらに深めるきっかけにしてもらえるとしている。

ファクトブックの中で取り上げている項目別ランキングを見ると、23年度の国内外民間企業からの研究資金等受け入れ総額は190億9800万円の東大がトップ、阪大の125億6800万円が2位など。

■参考:経済産業省|「大学ファクトブック2025」を取りまとめました~国公私立784大学の産学連携情報を見やすく掲載しています|

https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250328002/20250328002.html