倒産、休廃業・解散過去最多 昨年の軽貨物運送業

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ドライバー不足が懸念される「2024年問題」が間近に迫る中、宅配などを担う軽貨物運送業の23年の倒産(49件)と休廃業・解散(74件)の合計が過去最多の123件に達したことが、東京商工リサーチの調査で明らかになった。

倒産は1989年 、休廃業・解散は2000年の統計を開始以来、最多を更新し、合計は3年連続で過去最多だった。コロナ禍で宅配市場は拡大したが、人手不足や燃料高騰、運賃の引き上げ難、競争激化などで「24年はさらに淘汰が加速する可能性が高まっている」(同社)。同調査は22年10月期ー23年9月期を基準に5期連続で比較可能な269社を集計、分析した。

倒産の負債総額は30億200万円で、前年の約3倍と大幅に増加。前年に発生がなかった「負債5億円以上」が2件発生し、全体を押し上げた。ただ、「負債1億円未満」は44件で、約9割を占めた。原因別では、「販売不振」が38件と最多。形態別では、「破産」が46件で9割超を占めた。資本金別では、「個人企業他含む1000万円未満」が45件(構成比91.8%)、従業員数別では「5人未満」が39件(同79.5%)と小・零細企業が中心。都道府県別では、大阪が12件で最も多く、東京が7件で続いている。

■参考:東京商工リサーチ|「2024年問題」直前の軽貨物運送業 倒産と休廃業・解散の合計が3年連続で過去最多~2023年「軽貨物運送業」動向調査~|

https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198395_1527.html