Weeklyコラム 従業員の成長発展とは
唐突だが、コンニャクはほとんどカロリーの無い不思議な食物である。コンニャクの栽培は、春に植えたコンニャク芋を秋には掘り出して冬期は貯蔵しておき、春に再び植える。これを繰返して3年目に収穫して、さらに加工して食する。農作物としては、実に長い手間を要する。同様に、従業員の成長発展も本来は最低でも3~5年を要するが、最近は短期育成型が中心になり、長期総合的な職能養成があまり実施されていない。コンニャクならば、食品の価値が生まれない。また、何となく慣れた同じ仕事を繰返しているだけでは、一般に職務能力は大きく成長発展しない。 続きを読む