株主総会資料の電子提供 8割超の会社が3週間前までに

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東京証券取引所が公表した「2023年3月期決算会社の定時株主総会の動向について」によると、今年の集中日は6月29日(木)であり、集中率は26.4%であることが分かった。今年も1983年の集計開始以来の低い水準が継続する見込みになっている(回答社数1,918社)。

株主総会資料の電子提供措置開始予定日については、全上場会社のうち、3週間前までに開始する予定の会社が81.4%、4週間前とする会社が18.6%と見込まれている。また、株主宛発送書類提供の状況では、株主総会参考書類等を含むすべての書類を予定する会社が69.0%、アクセス通知とサマリー資料を予定する会社が25.8%、アクセス通知のみを予定する会社が5.3%だった。他の市場区分と比べ、アクセス通知とサマリー資料を予定する会社は、プライム市場上場会社に多く、アクセス通知のみを予定する会社は、グロース市場上場会社に多い結果がでている。

そのほか、バーチャル総会の開催を予定している会社は18.8%(360社)であり、昨年とほぼ同水準となっている。内訳はハイブリッド参加型が17.5%(334社)、ハイブリッド出席型は0.8%(15社)、バーチャルオンリー型は0.6%(11社)と微増にとどまっている。

■参考:東京証券取引所|マーケットニュース・東証2023年3月期決算会社の定時株主総会の動向について|

https://www.jpx.co.jp/news/1021/20230424-01.html