台湾にも「国際クール宅急便」 30日から―ヤマト運輸

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ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸(株)(東京都中央区、代表取締役社長 山内雅喜)が30日から台湾向けの「国際クール宅急便」を開始する。台湾では統一速達が日本と同様、保冷機能を備えた車両で配達する。日本の事業者が新鮮な農水産品を毎日、小口で台湾に輸出でき、台湾の消費者やホテル、レストランなどの事業者が求める日本産の農水産品へのニーズに応えられるようになる。日本の事業者にとって台湾市場への販路拡大につながり、ビジネスチャンスが広がる。

台湾向けの「国際クール宅急便」は香港向けに続くもの。送れるサイズは日本国内で取り扱う「クール宅急便」と同じ。最短で翌日の夕方から台北市内の統一速達の営業所で引き取ることが可能。翌々日の午前中からは店舗や自宅まで配達する。

航空輸送の際も、もちろん航空保冷コンテナを使用。沖縄・那覇空港、台湾・松山空港にも定温仕分け室を設置し、保冷資材を使用しない高品質な保冷輸送を提供するとしている。統一速達は、台湾の企業グループ、統一企業集団に属する企業。2000年からヤマト運輸とライセンス契約を結び、台湾で宅急便事業を展開している。約250の拠点と約2,100台の車両を有し、台湾での宅配便シェアは1位。

■ヤマト運輸:|「国際クール宅急便」香港に続き、台湾へ|

http://www.yamato-hd.co.jp/news/h26/h26_99_01news.html