ジェトロおよび経済産業省並びに日本商工会議所をはじめとする経済界は、「日ＡＳＥＡＮ経済共創ビジョン」策定に向けた中間整理を取りまとめた。ビジョンの章立ては以下のようになっている。
（１）はじめに―日ＡＳＥＡＮ友好協力５０周年を機に、日ＡＳＥＡＮの経済関係を振り返り、再定義する（２）現状の認識―日ＡＳＥＡＮの関係性の変化を振り返り、今の立ち位置を知る（３）日ＡＳＥＡＮにおける新たな経済関係の方向性（ビジョン）（４）関係性の実現に向けた４つの取組の柱（５）おわりに―日ＡＳＥＡＮ経済共創ビジョン実現に向けた具体的な次なる一歩。
経済共創の４つの取組の柱としては、○多様性・包摂性を両立するサステナブルな経済社会の実現○国境を越えたオープンイノベーションの推進○サイバー・フィジカルコネクティビティの強化〇活力ある人的資本を共創するためのエコシステムの構築、を上げている。
本年はＡＳＥＡＮの経済団体等によるイベントの開催、日ＡＳＥＡＮビジネスウィーク２０２３の開催、さらに日ＡＳＥＡＮ特別ビジネスサミット等のイベントが予定されている。これらイベントと併せて、日ＡＳＥＡＮの企業による協業の促進や、官民による日ＡＳＥＡＮの経済共創への機運を高めていく方針だ。
■参考：ジェトロ他｜「日ASEAN経済共創ビジョン」策定に向けた中間整理を取りまとめました｜
https://www.jetro.go.jp/news/releases/2023/39497b0e0398abcc.html
