観光庁はこのほど、観光客のニーズの多様化や新型コロナウイルス感染症の拡大等、大きく変化する市場に対応し、地域の「稼ぐ力」を引き出すべく「旅行者視点=マーケットイン」の発想で、客観的なデータを基に戦略立案するための「観光地域づくり法人(DMO)による観光地域マーケティングガイドブック」を作成した。
本ガイドブックの概要と活用方法は以下の通り。
【第1章・2章】観光地域マーケティングの基礎知識、一般的なマーケティングとの違いの解説(観光地域マーケティングに関する基本的な知識の習得、理解の促進)
【第3章・4章】環境分析、STPによるマーケティング戦略策定の活用データ及びノウハウに関する解説(DMOによるエリアとしての観光地域マーケティング戦略策定の実現)
【第5章】観光地域マーケティング戦略に基づく個別具体の商品開発・プロモ―ションのノウハウに関する解説(DMOによる地域ステークホルダー(自治体・他DMO・民間企業)と協業した施策の実行
【第6章】マーケティング高度化のために、自地域で顧客データを蓄積し、分析するCRM(顧客関係管理)の手法の解説(一通りのマーケティングプロセスを実行した上での、自地域によるデータ蓄積及び分析の高度化)、他
■参考:観光庁|「観光地域づくり法人(DMO)による観光地域マーケティングガイドブック」を作成いたしました|
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000171.html