去る11月10日に開催されました「JPBM経営支援オープンセミナー」では、税理士・西野光則氏より、これからコロナ返済で必須の事業利益計画策定に沿って15年のシミュレーション可能な最新版の中長期シミュレーションツールの活用と実践について説明されました。
お申込み者は63名、参加者は会員含め約40名となりました。前半は西野氏よりシステム概要として、3段階にレベル分けできる機能について、例えば顧客のデータ管理状況に応じて、損益計算書のみのシミュレーションと、簡易の貸借対照表およびキャッシュフロー計算書の作成、更に詳細な数値による財務三表の作成とシミュレーションを実際の操作を交え解説されました。
後半は、活用事例として沖縄のコンサルタント宮沢賢氏より、銀行より依頼を受け短時間で作成した案件の提案書の実物や、現在活用しているモニタリングシステム、また個人の時間数を業務ごとに割り出す日報ステムが紹介されました。
今後、経営データ活用検討会をより活性化させ、各地域の中小企業様に具体的な対応策を提示できるよう、更に磨きこみを進めます。12月から検討会にて、ユーザーサイドに立ったシステムの見直しと普及を軸に、会員の皆様とノウハウ・ツールを共有したいと思います。
■参考:JPBM|経営支援オープンセミナー|
https://jpbm.or.jp/2022/10/13/news-30/