首都圏から地方に企業移転続く 今年は2年連続「転出超過」へ

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帝国データバンクは「2022年1-6月の首都圏・本社移転動向調査」結果を発表した。それによると、首都圏から地方に本社を移転した企業は168社で、昨年に続き2年連続で150社を超え、企業本社の首都圏外への転出の動きが加速している。

一方、地方から首都圏に転入した企業は124社で、過去10年で最少となった。この結果、転出企業が転入企業を上回る「転出超過」社数は44社となった。同社は「このペースで推移した場合、22年通年の転出超過社数は70社を超える可能性が高い。この水準は01年の92社以来の水準となる」とみている。

首都圏から地方に移転した企業の転出先を見ると、最も多かったのは茨城県で18社だった。同県は昨年も大阪府に次ぐ2番目の多さで、全国トップとなったのは4年ぶり。次いで大阪府(17社)、愛知県(13社)と続き、首都圏からの転出先として10社を超えたのはこの3県。以下、群馬県(9社)、新潟県(8社)などが続く。移転先の都道府県数は計37で、昨年の31から増加し、移転先はより遠方・広範囲へと広がりをみせている。一方、地方から首都圏に移転した企業の転入元では、大阪府が22社で最も多く、以下、愛知県(17社)、北海道(11社)などが続く。

■参考:帝国データバンク|首都圏・本社移転動向調査(2022年1-6月速報)首都圏企業、2年連続の「転出超過」へ~「転出超過」は70社超予想、20年ぶり高水準 ~|

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p220911.html