国土交通省では、2020年から2025年までを「道の駅」第3ステージと位置付け、「地方創生・観光を加速する拠点へ」進化するため、「「道の駅」を核にした地方創生」及び「「道の駅」の持続可能な安定運営」を目指した取組を推進する。
第3ステージ前期(2020年~2021年)では、政策テーマにそった個別施策の開始・推進を実施(例えばキャッシュレス対応や、トイレの様式化・非接触化、「防災道の駅」や子育て応援施設の接地等)。後期では、「道の駅」内外のネットワークを持つ全国道の駅連絡会が協働し、先進的な「道の駅」でモデルプロジェクトを実施し、老朽化、コロナ禍など全国的な課題に対応するため、「道の駅」の底上げ・活性化を図る。
具体的には、(1)利用実態を動的ビッグデータ等により把握・分析しながら、新サービス展開による経営の安定化および、地域課題の解決方策の検討等を図り、得られたノウハウを全国展開していく(2)現場の運営管理等の様々なノウハウを「道の駅」同士で共有し、併せてモデルプロジェクトの課題を含め、幅広く現場支援方策の検討を進めていく(例えば、○売り場構成の工夫・魅力度アップ○新しい商習慣のキャッシュレス決済化○PFIを活用した施設リニューアル等)
■参考:国土交通省|「道の駅」第3ステージの実現に向けた新たな取組を開始します~地方創生・観光を加速する拠点への進化を推進~|
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001581.html