中小企業庁事業承継・引継ぎ支援センターがM&Aの実務経験を有する人材等の出向を民間企業等から受け入れるため全国公募を実施中だ。
同庁は令和3年4月、中小M&Aを推進するため今後5年間に実施すべき官民の取組をまとめた「中小M&A推進計画」を策定。本取組はこれに基づくもの。同計画に従い、同センターにおいてM&A案件の成約の促進、業務の効率化、事業引継ぎデータベース(DB)等の活用促進等を図り、同センター事業の一層の活性化を促す。応募の資格は、以下の人材のいずれかを出向させることができる法人等。
(1) M&Aに関しフィナンシャルアドバイザーや仲介の実務経験が3年以上ある(実務経験の年数は、他法人等での経験を含む通算で可)(2)M&Aに関し、金融または税務、法務等に関する専門的な知見を有し、実務経験が3年以上ある。以上2つに加え、DBの有効活用等が可能なITスキルを有する人材が望ましい。(3)募集法人数=最大6法人程度。各法人から1名程度の出向を想定(4)出向者勤務地=愛知県、福井県、滋賀県、奈良県、大分県、宮崎県(5)出向期間等=4年10月から5年3月のうち3~6カ月間 ◇週2日以上の勤務(6)応募期間=7月22日~8月23日。
■参考:中小企業庁|事業承継・引継ぎ支援センターにおいてM&Aの実務経験を有する人材等の全国公募を開始します|
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2022/220722shoukei.html